汎甲殻類(2010) によって創設され、軟甲類・カイアシ類・鞘甲類からなる。Ohtsuka & Tanaka (2020) に上綱とされる。 共甲類 Communostraca Regier et al. (2010) によって創設され、軟甲類と鞘甲類からなる。Ohtsuka & Tanaka (2020) に綱とされる。
軟甲綱Multicrustacea をなす)の説が広く認められる。他に六脚類とムカデエビ類に近縁(脳の類似に基づく)、または鞘甲類のみに近縁(共甲類 Communostraca をなす)などの説もあったが、広く認められる意見ではない。 以下の現生目の分類は、特記しない限り Ahyong et al. (2011)
六幼生綱する。系統的には軟甲類とともに多甲殻類(Multicrustacea)を構成する。 六幼生類説と対立し、鞘甲類と軟甲類をまとめた共甲類(Communostraca)説もあるが、2019年現在、六幼生類説の方が相対的に有力である。 次のリストは「World Register of Marine Species」をもとに列挙した。
多甲殻上綱Altocrustacea を構成する。 多甲殻類の内部構成については、鞘甲類と軟甲類をまとめた共甲類(Communostraca)説と、カイアシ類と鞘甲類をまとめた六幼生類(Hexanauplia)説がある。2019年現在、六幼生類説が相対的に有力である。ヒメヤド
鞘甲亜綱Multicrustacea)になることが多くの解析結果に支持される。 軟甲類 カイアシ類 ヒメヤドリエビ類 多甲殻類の中で、鞘甲類は軟甲類(共に共甲類 Communostraca をなす)とカイアシ類(共に六幼生類 Hexanauplia をなす)のいずれかの姉妹群とされるが、2010年代後期では、六幼生類説の方