サンパウロ証券・商品・先物取引所
ウィキペディアから
ウィキペディアから
サンパウロ証券・商品・先物取引所(サンパウロしょうけん・しょうひん・さきものとりひきじょ、BM&F Bovespa(B3))は、ブラジルのサンパウロ市にある、同国最大の証券取引所である。ブラジルはもとより、ラテンアメリカ最大の取引量を誇る。南北アメリカ大陸においての取引量もニューヨークのニューヨーク証券取引所・NASDAQ、トロントのトロント証券取引所に次ぐ第4位の地位を占める。世界での時価総額規模は、13位前後。
2008年5月8日、サンパウロ証券取引所とブラジル商品・先物取引所(BM&F)が合併したことによりサンパウロ証券・商品・先物取引所となった[1] 。リオデジャネイロ市にあるリオデジャネイロ証券取引所(en、BVRJ)を含むすべてのブラジル国内の証券取引所と連結している。
Bovespaにおけるベンチマークは、50銘柄から構成されるIBOVESPAであり、2008年4月30日時点で450銘柄が取引をされている[2]。
過去最高値は、2008年5月20日につけた73,516ポイント。その際の取引量は、米ドルで42億ドル、ブラジル・レアルでは、74億レアルであった[3] 。
上述の通り、サンパウロ証券取引所とブラジル商品・先物取引所(BM&F)が合併したことから略称はBM&F Bovespaとなった[1]。BM&Fとは、Bolsa de Mercadorias e Futurosの略[注釈 1]。Bovespaとは、Bolsa de Valores de São Pauloの略である。
BM&F Bovespaの歴史は古く、創立は1890年に遡る[4]。とはいえ、最初の取引所であるBolsa Livreは、1年間での閉鎖を余儀なくされ[4]、Bolsa de Fundos Publicos de Sao Pauloが再興される1895年を待たなければならなかった[4]。BOVESPAの名前が登場するようになったのは、1967年のことであり[4]、1970年には、取引の電子化が開始された。
1986年、商品及び先物取引を取り扱うBM&Fが設立された[4]。2007年、BOVESPA(サンパウロ証券取引所いわゆるボベスパ・ホールディングス)とBM&Fが株式を新規に公開した[4]。両者が新規に上場した翌年の2008年、両者が合併[要曖昧さ回避]に合意し、現在のBM&F Bovespaとして再出発している。
Bovespaは、現地時間の午前9時45分から10時までをプレマーケティングの時間として設定している。その後、本取引が夕方の17時までとしている。アフターマーケットは17時から19時までとしている。取引は平日のみであり、休場に関する情報は前もって、Bovespaが宣言している休日とされている[5]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.