モミ属モミ属(学名:Abies)は、マツ科の属の1つで、北半球の寒冷地から温帯にかけて、約40種が分布する。 樹形は生育条件にも左右されるが、円錐状のクリスマスツリー形となることが多い。幹の同じ高さから輪を描くように枝を四方八方に出す(輪生)。樹皮は灰白色から褐色のものが多く、若いうちは平滑で成長するに
トドマツトドマツ(椴松、Abies sachalinensis)は、マツ科モミ属の樹木である。 樹高は通常20-25 m程度だが、大きいものでは35 mに達する場合もある。樹形はトウヒ属のエゾマツ (Picea jezoensis) やアカエゾマツ (P. glehnii) と似る。葉は長さ15-20
モミモミ(樅、学名: Abies firma)は、マツ科モミ属の常緑針葉樹である。日本特産種で、日本に自生するモミ属で最も温暖地に分布し、その北端は秋田県、南端は屋久島に達する。 日本特産種。本州(秋田県以西)、四国、九州の屋久島まで分布する。モミは、モミ属の樹木としては、最も温暖な地域に分布域をもつ
シラビソシラビソ(白檜曽、学名: Abies veitchii)は、マツ科モミ属の常緑高木で、日本の固有種である。亜高山に生える。別名はシラベ。 日本の本州と四国にのみ生育する。具体的には山形・宮城県境の蔵王から中部山岳地帯・紀伊半島の大峰山系、四国の剣山・石鎚山まで分布する。ウラジロモミより更に上部、海抜1
オオシラビソオオシラビソ(大白檜曽、学名:Abies mariesii)は、マツ科モミ属の常緑針葉樹で、日本の特産種である。別名はアオモリトドマツ、ホソミノアオモリトドマツ(大竜仙)。青森市では「市の木」に指定されている。 東北地方の高山において樹氷を形成する代表樹種である(八甲田山・八幡平・森吉山・蔵王)。