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『246コネクション』(によんろくコネクション)は、1987年7月16日に発売された荻野目洋子の7枚目のオリジナルアルバムのタイトルである。発売元はビクター音楽産業(LP:SJX-30333、CT:VCH-10393、CD:VDR-1379)。
作詞家の売野雅勇をプロデューサーに迎えたコンセプトアルバム。国道246号沿線やリゾート地を舞台に、大人になる一歩手前の少女の心情がドラマチックに描かれており[2]、全体を通じて避暑地での出来事がテーマのタイトル、歌詞となっている[3]。シングル「湾岸太陽族」「さよならの果実たち」はアルバム用アレンジで収められている[4]。
ジャケットに記載された英語表記のタイトルは『ROUTE 246 CONNEXION』。LP、カセット、CDでそれぞれジャケット写真が異なっている。
全11曲中10曲の作曲を筒美京平が手掛けているが、これは筒美本人が荻野目に曲を書きたいと希望して実現したものである[3]。筒美による楽曲提供は意外にもデビュー4年目にして初めてであった[2]。
M-8「軽井沢コネクション」は、当時フジテレビ系『夜のヒットスタジオ』でも歌唱された。シングル候補曲だったが「さよならの果実たち」に変更になったという経緯がある。「少年の最後の夏」は、アニメ『バリバリ伝説』劇場版のエンディング主題歌[5]。
1987年9月1日には、別盤にて本作のオフ・ボーカルアルバムも発売されている(『ROUTE 246 CONNEXiON YOKO OGINOME "OFF VOCAL" SPECIAL』CD:VDR-5216)。
前作『NON-STOPPER』と合わせて売り上げ100万枚を突破し、荻野目とスタッフ内で1987年11月16日に『100万枚達成感謝パーティー』が行われた。
2010年4月21日には、再発盤アルバム(デビュー25周年 リイシュー企画)『246コネクション [+7]』が紙ジャケット仕様で発売され、ボーナストラックとして「湾岸太陽族」「粉雪のリゾート」「さよならの果実たち」「ロフトサイド・グラフィティ」「北風のキャロル」「月曜日のマリーナ」「北風のキャロル -on Christmas day-」も追加収録されている。この再発盤ではLPのジャケットを採用している[2]。
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