2004年カナダグランプリ

2004年カナダグランプリ (XLII Grand Prix Air Canada) は、2004年F1世界選手権の第8戦として、2004年6月13日にジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで開催された。

 2004年カナダグランプリ

レース詳細
2004年F1世界選手権全18戦の第8戦
日程	2004年シーズン
決勝開催日	6月13日
正式名称	XLII Grand Prix Air Canada
開催地	ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット カナダ、モントリオール
コース	Street circuit
コース長	4.361
レース距離	305.27
ポールポジション
ドライバー	ラルフ・シューマッハ	ウィリアムズ-BMW
タイム	1:12.275
ファステストラップ
ドライバー	ルーベンス・バリチェロ	フェラーリ
タイム	1:13.622 （68周目）
決勝順位
優勝	ミハエル・シューマッハ	フェラーリ
2位	ルーベンス・バリチェロ	フェラーリ
3位	ジェンソン・バトン	BAR-Honda

ミハエル・シューマッハがレースを制し、ルーベンス・バリチェロが2位とフェラーリが1-2を達成した。レース後の検査でウィリアムズとトヨタが規定外のブレーキダクトを使用していたということでレース結果から除外された。

予選

順位	No	ドライバー	コンストラクター	タイム[1]	差
1	4	ラルフ・シューマッハ	ウィリアムズ-BMW	1:12.275	—
2	9	ジェンソン・バトン	B・A・R-ホンダ	1:12.341	+0.066
3	7	ヤルノ・トゥルーリ	ルノー	1:13.023	+0.748
4	3	ファン・パブロ・モントーヤ	ウィリアムズ-BMW	1:13.072	+0.797
5	8	フェルナンド・アロンソ	ルノー	1:13.308	+1.033
6	1	ミハエル・シューマッハ	フェラーリ	1:13.355	+1.080
7	2	ルーベンス・バリチェロ	フェラーリ	1:13.562	+1.287
8	6	キミ・ライコネン	マクラーレン-メルセデス	1:13.595	+1.320
9	5	デビッド・クルサード	マクラーレン-メルセデス	1:13.681	+1.406
10	15	クリスチャン・クリエン	ジャガー-コスワース	1:14.532	+2.257
11	11	ジャンカルロ・フィジケラ	ザウバー-ペトロナス	1:14.674	+2.399
12	16	クリスチアーノ・ダ・マッタ	トヨタ	1:14.851	+2.576
13	17	オリビエ・パニス	トヨタ	1:14.891	+2.616
14	14	マーク・ウェバー	ジャガー-コスワース	1:15.148	+2.873
15	18	ニック・ハイドフェルド	ジョーダン-フォード	1:15.321	+3.046
16	19	ティモ・グロック	ジョーダン-フォード	1:16.323	+4.048
17	10	佐藤琢磨	B・A・R-ホンダ	1:17.004	+4.729
18	21	ゾルト・バウムガルトナー	ミナルディ-コスワース	1:17.064	+4.789
19	12	フェリペ・マッサ	ザウバー-ペトロナス	no time	no time
20	20	ジャンマリア・ブルーニ	ミナルディ-コスワース	no time	no time

決勝

順位	No	ドライバー	チーム	周回	タイム	グリッド	ポイント
1	1	ミハエル・シューマッハ	フェラーリ	70	1:28:24.803	6	10
2	2	ルーベンス・バリチェロ	フェラーリ	70	+5.108	7	8
3	9	ジェンソン・バトン	B・A・R-ホンダ	70	+20.409	2	6
4	11	ジャンカルロ・フィジケラ	ザウバー-ペトロナス	69	+1 Lap	11	5
5	6	キミ・ライコネン	マクラーレン-メルセデス	69	+1 Lap	8	4
6	5	デビッド・クルサード	マクラーレン-メルセデス	69	+1 Lap	9	3
7	19	ティモ・グロック	ジョーダン-フォード	68	+2 Laps	16	2
8	18	ニック・ハイドフェルド	ジョーダン-フォード	68	+2 Laps	15	1
9	15	クリスチャン・クリエン	ジャガー-コスワース	67	+3 Laps	10
10	21	ゾルト・バウムガルトナー	ミナルディ-コスワース	66	+4 Laps	18
リタイア	12	フェリペ・マッサ	ザウバー-ペトロナス	62	アクシデント	17
リタイア	10	佐藤琢磨	B・A・R-ホンダ	48	エンジン	20
リタイア	8	フェルナンド・アロンソ	ルノー	44	ドライブシャフト	5
リタイア	20	ジャンマリア・ブルーニ	ミナルディ-コスワース	30	ギアボックス	19
リタイア	14	マーク・ウェバー	ジャガー-コスワース	6	サスペンション	14
リタイア	7	ヤルノ・トゥルーリ	ルノー	0	トランスミッション	3
DSQ	4	ラルフ・シューマッハ	ウィリアムズ-BMW	70	Disqualified	1
DSQ	3	ファン・パブロ・モントーヤ	ウィリアムズ-BMW	70	Disqualified	4
DSQ	16	クリスチアーノ・ダ・マッタ	トヨタ	69	Disqualified	12
DSQ	17	オリビエ・パニス	トヨタ	69	Disqualified	13

注

• ラップリーダー：ラルフ・シューマッハ 29 (1-14, 19-32, 47), フェルナンド・アロンソ 2 (15-16), ミハエル・シューマッハ 39 (17-18, 33-46, 48-70)
• ティモ・グロックがジョルジオ・パンターノに代わってジョーダンをドライブした。
• ウィリアムズのラルフ・シューマッハとファン・パブロ・モントーヤが2位と5位、トヨタのクリスチアーノ・ダ・マッタとオリビエ・パニスが8位と10位で完走したが、規定外のブレーキダクトを使用していたということで失格となった。
• ウィリアムズとトヨタが失格となったことで、ニック・ハイドフェルドとティモ・グロックがポイントを得、ジョーダンが一番の受益者となった。
• ティモ・グロックがF1デビュー戦でポイントを獲得した。

第8戦終了時点でのランキング

ドライバーズ・チャンピオンシップ 順位 ドライバー ポイント 1 ミハエル・シューマッハ 70 2 ルーベンス・バリチェロ 54 3 ジェンソン・バトン 44 4 ヤルノ・トゥルーリ 36 5 フェルナンド・アロンソ 25

コンストラクターズ・チャンピオンシップ 順位 コンストラクター ポイント 1 フェラーリ 124 2 ルノー 61 3 B・A・R-ホンダ 52 4 ウィリアムズ-BMW 36 5 ザウバー-ペトロナス 15

• 注：ドライバー、コンストラクター共にトップ5のみ表示。