Loading AI tools
近藤るるるによる日本の漫画作品 ウィキペディアから
『黒蘭』(こくらん、英語表記KOKURAN)および『黒蘭~反逆の黒髪~』は、近藤るるるによる日本の漫画作品。ネオ・オリエンタル・ファンタジー[1]と銘打たれた時代劇風ファンタジー[2]。
もともとは「月刊アスキーコミック」で『ハイパーあんな』を連載していた近藤が、同誌の廃刊・新創刊「コミックビーム」への移行の際、「ビーム」での連載用として構想していた。その時の仮題は『ロリータ侍楓ちゃん』。しかし、この時はアスキー出版局(現アスペクト)の編集側から『ハイパーあんな』連載続行の希望が伝えられた為、立ち消えとなった。
当初は『月刊エースネクスト』(角川書店)で1999年9月号から2002年5月号まで連載され、後に『月刊コミックドラゴン』(富士見書房)にて2002年10月号から2003年4月号まで連載。その後、『月刊コミックドラゴン』の後継誌である同社の『月刊ドラゴンエイジ』で2003年5月号から2004年5月号まで連載された。
上述の連載移動に伴い後期の本作には『反逆の黒髪』という副題が付与されたが、ストーリーとキャラクターは連載開始から終了まで一貫している。単行本は合計6冊が出版されており、内訳は物語の序盤から中盤までを収録した『黒蘭』全4巻[注 1][注 2]、終盤の戦いと物語の結末を収録した『黒蘭~反逆の黒髪~』全2巻となっている。
作者の近藤は本作の出来を振り返り『はっきり言って「黒蘭」は失敗作です。』という後悔と自責の念を書き残している[2]。
所は日本のような国、時は戦国のような時代。 主人公・コクランは『サムライ』という特殊な職業に身を置く少女。 お供として仕えるカズラマルは忍術使い。 おかしな二人は、ある目的のために旅を続ける。 それはコクランの父母を死に追いやった新王・コクリュウの命を狙うこと、 そして奪われたコクランの感情を取り戻すことだった。
舞台は、江戸時代の日本がベースになっており、物語が進むにつれ幕末の雰囲気が顕著になってくる。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.