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黒田 長徳(くろだ ながのり)は、幕末から明治時代の大名、華族。筑前秋月藩の第12代(最後)の藩主で、明治に入り子爵。第10代藩主・黒田長元の八男。母は今村氏。
側室を母に持った庶子で、はじめは他家の養子に出される予定であったが、文久2年(1862年)7月25日に兄の長義が嗣子なくして死去したため、急遽その養嗣子となって家督を継いだ。同年8月17日、将軍徳川家茂に御目見する。元治元年(1864年)4月6日、従五位下・甲斐守に叙任する。慶応元年(1865年)、宗家の福岡藩に代わって長崎警備を務めている。
慶応4年(1868年)閏4月10日、上洛する。明治2年(1869年)の版籍奉還で藩知事となり、明治4年(1871年)の廃藩置県で東京に移住した。1884年(明治17年)7月8日、子爵を叙爵[1]。明治25年(1892年)6月15日、東京にて45歳で死去した。家督は本家福岡藩黒田家から養子入りした長敬が継いだ。
父母
妻
養子
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