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『魔術師2』(マジシャンスクウェア)は、岡野剛の漫画作品。週刊少年ジャンプ(集英社)2001年35号から2001年51号まで連載された。全16話、全2巻。プロ奇術師の北見マキ監修による奇術をテーマとしている。
北見マキは手品が現実的かどうかや専門用語が正しいかどうかといったことを監修しており、ストーリーやコマ割り、ギャグなどは岡野によるもので、ロープ抜けでナイフを使ったシーンについて手品師がみなそういう方法のようなでもっとマジカルに脱出して欲しいとする意見に対して、北見は担当編集者に進言するもそれで今回は行きたいとなり「奇術の技法や演技に沿ってストーリーが展開されないのが残念」と答え、作画に関してもラフ画を見て「もう少し加筆していただけると思っていた」と残念に思い、手品で人を傷付けることに否定的な意見が寄せられたときは北見は同意して読者層に合わせたとの見方を示すフォローとも皮肉ともとれる返事をして、トリックもない超能力者が登場する手品というタネが存在する題材を根底から覆す展開への指摘には手厳しく感じて「漫画ならではの技だとご理解ください」と全て現実的だと漫画として面白さが減るだろうからだと自らも無理があると感じながらも漫画家をかばうようなコメントをすると、バトル漫画の念や気、オーラなどが手品になってしまうことやバトルものではないと子供の人気が得られないのかとする疑問には「読者の意見が最優先される現状」だと肯定した[1][2]。バーチャルネットアイドル ちゆ12歳はこれらのやり取りに言及して、奇術は「リアルに描いても地味なだけ」と結論付けた[2]。
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