高木 和子(たかぎ かずこ、1964年 - )は、日本の国文学者、東京大学教授。「源氏物語」を中心に古代日本文学を研究している。
兵庫県生まれ。1988年東京大学文学部卒業。1991年同大学院人文科学研究科修士課程修了。1996年同大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学、同年から97年まで同大学院研究生。1998年、「源氏物語論 主題と表現」で博士(文学)の学位を取得、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。同年、関西学院大学文学部専任講師、のち助教授。2007年准教授。2008年教授。2013年東京大学大学院人文社会系研究科准教授(国文学)、2017年教授。なお、東京大学国文科初の女性教員である[1]。2002年に『源氏物語の思考』で紫式部学術賞受賞。
著書
- 『源氏物語の思考』風間書房 2002
- 『女から詠む歌 源氏物語の贈答歌』青簡舎 2008
- 『男読み源氏物語』朝日新書 2008
- 『和泉式部 コレクション日本歌人選』笠間書院 2011
- 『平安文学でわかる恋の法則』ちくまプリマー新書 2011
- 『源氏物語再考 長編化の方法と物語の進化』岩波書店 2017
- 『源氏物語を読む』岩波新書 2021
- 共編
脚注
参考
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