高川
一級河川 ウィキペディアから
高川(たかがわ)は、大阪府の豊中市と吹田市の境を流れる淀川水系の一級河川。神崎川の支流。
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地理

大阪府吹田市内の千里丘陵を流れる桃山台水路が源流で、豊中市との境を南下する。途中、服部緑地の東端や、江坂の西端を通る。中流からは著しい天井川で、特に豊中市北条町・小曽根と吹田市江坂町との市境では、大阪府道145号と阪急バス吹田線が水路橋の下を通る。さらに南下し、吹田市芳野町と豊中市豊南町東の間で神崎川に合流する。
歴史
洪水が多かったため、堤防が決壊するたびに高く造り直しており、その結果天井川となった。かつて神崎川との合流点付近には対岸(現在の大阪市内)と結ぶ渡し船「小曽根の渡し」があって渡し船を利用する人々が行き交い、三国街道と呼ばれた。堤防には松が植えられ、風情のある街道だった。現在に残る松並木は室戸台風で松が倒れた後、周辺の住民が植え替えたものが多い。
生息している魚類
定着しているもの
コイ科
- コイ亜科:コイ(鯉)、ギンブナ(銀鮒)
- ヒガイ亜科:モツゴ(持子)
ドジョウ科
- ドジョウ (泥鰌、マドジョウとも)
メダカ科
- ミナミメダカ(南目高)
ハゼ科
- ハゼ亜科:ウキゴリ(浮五里)、ヌマチチブ(沼知々武)
バス科
- クロマス(黒鱒、オオクチバス、ブラックバス、外来種)
- ブルーギル(外来種)
グッピー科
- カダヤシ(蚊絶し)
回遊魚
ウナギ科
- ニホンウナギ(日本鰻):捕獲したことがあるものは一尺六寸ほどの成魚で、食してみると大変不味かった。
ハゼ科
- ハゼ亜科:トウヨシノボリ(橙葭登):回遊型と陸封型があるが、神崎川との関係から回遊型と考えられる。
ボラ科
- ボラ(鯔):夏期に幼魚が神崎川から高川へ五十疋程度の群をなして上る。
定着しているか否か判らないもの
コイ科
- ヒガイ亜科:タモロコ(田諸子)、ムギツク(麦突)
- ニゴイ亜科:ニゴイ(似鯉)
- ハエジャコ亜科:オイカワ(追川、追河、国内外来種):放流しているのを目撃した。それ以前は全く獲れなかった。
タウナギ科
- タウナギ(田鰻、外来種)
位置情報
- 大阪府道145号付近 北緯34度45分52.12秒 東経135度29分17.64秒
流域の自治体
関連項目
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