香川県立東山魁夷せとうち美術館

香川県坂出市にある美術館 ウィキペディアから

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香川県立 東山魁夷せとうち美術館(かがわけんりつ ひがしやまかいいせとうちびじゅつかん)は、香川県坂出市にある美術館

概要 東山魁夷せとうち美術館 KAGAWA PREFECTURAL HIGASHIYAMA KAII SETOUCHI ART MUSEUM, 施設情報 ...
東山魁夷せとうち美術館
KAGAWA PREFECTURAL HIGASHIYAMA KAII SETOUCHI ART MUSEUM
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施設情報
正式名称 香川県立東山魁夷せとうち美術館[1]
専門分野 東山魁夷の作品[1]
事業主体 香川県
建物設計 谷口建築設計研究所[2]
延床面積 853.15m2[2]
開館 2005年4月[2]
所在地 762-0066
香川県坂出市沙弥島字南通224番地13
位置 北緯34度20分57.78秒 東経133度49分27.08秒
外部リンク 東山魁夷せとうち美術館
プロジェクト:GLAM
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地図

概要

日本画家東山魁夷の作品のみを収蔵する個人美術館で、魁夷が塗装色の提案をした瀬戸大橋の袂、祖父の出生地である櫃石島を望む地にある。

2001年4月に東山すみ夫人より寄贈された版画作品270点余の展示公開を行う施設として構想され2003年に着工、2005年4月に開館した。地方都市にある展示室面積277m2の小さな美術館であるにもかかわらず、来館者は1ヶ月あたり平均約1万人という異例の高い水準にある。開館初年度には127,000人を数え、2011年7月22日に入場50万人を達成した[3]

建物の外観は魁夷の作品を象徴するグリーンに統一され、門からのアプローチは魁夷の代表作「」をイメージした造りになっている[4]

ここのカフェから眺める景色は四国八十八景74番「雄大な瀬戸大橋を絵画のように鑑賞」に選ばれている。

展示内容

展示品は全て東山魁夷の作品である。館蔵品の大半は石版画であるが、館の高い人気を背景に長野県信濃美術館・東山魁夷館兵庫県立美術館などから作品を多く借り、質の高い展示を維持している。同時に肉筆画の収集も行い館蔵品の質向上を目指している。

施設

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カフェレストランからは瀬戸大橋が間近に
  • 展示室1 - 壁面高6m
  • 展示室2
  • デジタル展示室
  • ミュージアムショップ
  • 映像ギャラリー
  • ラウンジ - カフェレストラン瀬戸内海と瀬戸大橋を望む

建築概要

  • 着工 - 2003(平成15)年11月7日[2]
  • 竣工 - 2004(平成16)年11月10日[2]
  • 建築設計 - 谷口吉生
  • 設備設計 - 森村設計
  • 建築施工 - 竹中・坂出土建建設共同企業体[2]
  • 構造・規模 - RC造S造、地上2階建[2]
  • 建築面積 - 717.41m2[2]
  • 延床面積 - 853.15m2[2]
  • 展示室面積 - 277.00m2(展示室1:140.00m2、展示室2:137.00m2[2]

利用情報

  • 開館時間 - 9:00~17:00[6](入館16:30まで[7]
  • 休館日 - 年末年始[6]、月曜日(ただし、4/29~5/5、7/20~8/31の期間は無休で月曜日も開館[6]。1月4日~4月28日、5月6日~7月19日、9月1日~12月28日の期間の月曜が休館となる[6]が、月曜と休日が重なる場合、その後にある平日が休館日[6])。
    • 開館時間(第5条)と休館日(第6条1項)は「香川県立東山魁夷せとうち美術館規則」で規定されている[6]。ただし、6条2項により館長の裁量で休館日などを設定可能[6]。そのためか、公式サイトでは夏休み対応(7月21日から[7])、年末年始(12/29~翌年1/3を休館日と規定されている[6]が、27日~1日とスライド運営[8])、展覧会準備期間[7]などと調整され、2012年度は年間65日[8]の休館日を設定している。
  • 所在地 - 〒762-0066 香川県坂出市沙弥島字南通224番地13

交通アクセス

周辺情報

脚注

参考文献

外部リンク

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