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飯豊山地
日本の福島県と新潟県、山形県の三県にまたがる山地 ウィキペディアから
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飯豊山地(いいでさんち)は、福島県と新潟県、山形県の三県にまたがる山地。
概要
越後山脈の北部にあたり、北に荒川、東に国道121号大峠、南に阿賀川、西に越後平野に囲まれた飯豊山塊を中心とした山地である。晴れていれば北に朝日山地、東に吾妻連峰、南に会津盆地・那須岳、西に日本海まで望むことができる。最高峰は大日岳の標高2128メートルであり、飯豊本山や北股岳、烏帽子岳、御西岳など2000メートル級の山々が連り飯豊連峰と呼ばれ、磐梯朝日国立公園の一部をなしている。
ほとんどが花崗岩からなり山頂には一部平らな面もあるが中腹以下は深い谷に刻まれている。冬は北西の季節風が直接吹き付けるため一帯は数メートルの雪に包まれてしまう。この豊富な雪解け水を利用した水力発電所がこの山地周辺に数多く設けられており、阿賀野川水系、荒川水系、最上川水系の分水嶺にもなっている。飯豊山地は朝日山地と並び東北アルプスの異名をもつほど山容が非常に大きく万年雪も残るため、山に入る場合は充分な知識と装備が必要である。地元では「いいとよさん」とも呼ばれ、古くから農民等の信仰登山の対象になっており、飯豊本山には飯豊山神社奥社がある。
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主な山岳
左が大日岳で右が御西岳、疣岩山から撮影
周辺の山小屋
脚注
参考文献
関連項目
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