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神戸市須磨区にある公園 ウィキペディアから
神戸市立須磨離宮公園(こうべしりつすまりきゅうこうえん)は、兵庫県神戸市須磨区の丘陵に広がる面積82ヘクタールの広大な都市公園。1967年(昭和42年)に開園した[1]。西洋式庭園を中心とする本園と植物園からなる。神戸市公園緑化協会と神戸市造園協力会が指定管理者として、公園の維持管理を行っている。
本園(面積58ヘクタール)は月見山とよばれる景観地に位置しており、1907年(明治40年)に大谷光瑞別邸を宮内省が買収して1908年(明治41年)に起工し、1914年(大正3年)に完成した旧武庫離宮(須磨離宮)である。
庭園は福羽逸人が設計を行った。当時建設された離宮御殿など建造物群の大半は1945年(昭和20年)に戦災で消失した。庭園は可能な限り竣工時の状態に復元整備され明仁上皇(当時皇太子)御成婚記念として、1967年(昭和42年)に須磨離宮公園として神戸市に下賜された。
植物園(面積24ヘクタール)は、戦前の神戸経済を支えた岡崎財閥の旧岡崎邸の敷地と建物を1973年に神戸市が買収したものである。旧岡崎邸の洋館は阪神・淡路大震災により倒壊した。本園と植物園は専用の歩道橋で接続する。
本園にはキャナルを中心とする平面幾何学式庭園とその上流のテラス式庭園、斜面地に展開する風景式庭園に戦後植栽された樹木や花、植物園には熱帯・亜熱帯植物を植栽している「観賞温室」など、多数の植物園がある。
入園料は大人400円、小・中学生200円。駐車料はバス2,000円、乗用車500円、二輪車100円(1回)※300台収容
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