『雨柳堂夢咄』(うりゅうどうゆめばなし)は、波津彬子による日本の漫画作品。『ネムキ 眠れぬ夜の奇妙な話』(旧『眠れぬ夜の奇妙な話』)にて1991年から連載されている。
概要 雨柳堂夢咄, 漫画 ...
雨柳堂夢咄 |
漫画 |
作者 |
波津彬子 |
出版社 |
朝日ソノラマ →朝日新聞社 →朝日新聞出版 |
掲載誌 |
眠れぬ夜の奇妙な話 →ネムキ 眠れぬ夜の奇妙な話 |
レーベル |
眠れぬ夜の奇妙な話コミックス →Nemuki+コミックス |
発表期間 |
1991年 - |
巻数 |
既刊18巻(2021年2月現在) |
テンプレート - ノート |
プロジェクト |
漫画 |
ポータル |
漫画 |
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入口に大きな柳の木がある骨董屋「雨柳堂」。そこへ集まるのは、様々な“想い”を持った品々。骨董と人の織りなす愛情と因縁。主人の孫息子・蓮は、それらの“想い”を感じ取る不思議な力を持っていた。
キャストはドラマCD
- 蓮(れん)
- 声 - 櫻井孝宏
- 「雨柳堂」の主人の孫。店番やお使いなど、主人を手伝っている。外見は10代後半だが、実年齢は不明。物に秘められた“想い”を見聞きする力がある。また目利きの才があり、一目で贋作を見抜く。常に冷静で、滅多なことでは動じず、怒ることも少ない。着物以外では、常に黒い衣装を纏っている。祖父以外の身内については、一切不明(芳春に「親がいるか」と問われた際には、肯定しながらも、言葉を濁していた)
- 雨柳堂主人
- 声 - 青野武 、大木民夫(モーションコミック)
- 「雨柳堂」の主人。蓮の祖父。目利きは出来るが、蓮とは違い、物の“想い”を見聞きすることは出来ない。本人曰く「鈍い」。蓮が、彼の息子の子なのか娘の子なのかは、語られていない。
- 深水 釉月(ふかみ ゆつき)
- 『つくろい』の仁平の弟子。つくろいの腕は確かで、それだけでなく、「特別な手」を持っており、“物”は直されるのを心地よく思っている。また、雨柳堂の物の怪たちに好かれてもいる。とある理由から、顔の右側にアザがあり、前髪を伸ばして隠している。仕事着でいることが多く、本人も弟子入り当初は男を装っていたため、間違われることが多いが、歴とした女の子。
- 篁 青二郎(たかむら せいじろう)
- 骨董や掛け軸などの贋作で、詐欺などを行っている男。腕は確かで、雨柳堂の主人でさえ、贋作かどうか悩んだこともある(蓮には一発で見抜かれた)。釉月とは、ある関係にあって…。
- 京助(きょうすけ)
- 声 - 平川大輔
- 医院の書生。何故か物の怪に懐かれやすく、よく厄介ごとに巻き込まれる。人にも物の怪にも遊ばれやすい人。
- 池田のご隠居
- 声 - 堀井真吾
- 雨柳堂の常連客で、大の骨董好き。が、見る目はあまりなく、篁にも騙されたことがある。
- レイモンド=グラント
- 英国人。大学で日本芸術を研究している、雨柳堂の常連客。時折悩む様子を見せるものの、日本語は上手い。
- 和尚
- 物を供養している寺の和尚。蓮に修行しないかと誘うが、あっさりと断られる。
- 芳春(ほうしゅん)
- 寺で修行中の小坊主。人には見えないものが、見える性質をもつ。少々恐がりだが、優しい少年。
ドラマCD
- 『雨柳堂夢咄 ドラマCD』2003年6月発売。規格品番 MACC-1008