関よしみ
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関 よしみ(せき よしみ、1957年6月21日 - )は、日本の漫画家。山口県下関市吉見町出身。女性。少女漫画の絵柄で、ホラー、サイコ・サスペンスを執筆する。シチュエーションホラーの女王と評されるホラー作家。
高校在学中に漫画にはまり込み、執筆活動を開始。卒業後は下関で活動していた文月今日子のアシスタントにつき、平行してなかよしマンガスクールへ作品の投稿を続ける。第18回なかよし少女フレンド新人まんが賞に入賞し、1980年『なかよしデラックス』4月号にて「乙女椿の花の下」でデビューを飾る。
デビュー当時のペンネームはいとうかよこだったが、1983年に現名義の関よしみに改める。なお由来は下関市吉見町出身だからとのこと。
当初は恋や友情をテーマとした作品を手がけていたが、作品の製作に伸び悩みを感じていた際に、気分転換に書いた恐怖ものが高い人気を取ったことがきっかけで、ホラー漫画家へと転身する。当初は絵で見せる過激な恐怖を追求していたが、限界を感じ、その後は設定やストーリーで恐怖を演出するスタイルを確立、高い人気を誇るようになった。本人いわく「人間こそ一番怖い」とのことで、極限状態で噴き出す人間のエゴイズムの怖さや、社会の中に潜む人間の残酷さなどが描かれた作品が多く、ホラーの中にも社会問題や逆転の構図を描いたSF的な世界観、また、ブラックユーモアなどの多彩な要素が散りばめられ、予想のつかない巧みなストーリー展開もあいまって、作品の魅力となっている。ゆえに「トラウマになったがもう一度読みたい」という読者も多く存在する。
一時都内で漫画塾の講師などの活動も行っていたが、2006年に地元の下関市に戻り、現在は同じく漫画家である夫と2人暮らしである。
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