開発ビル
日本の愛知県豊橋市にあったビル ウィキペディアから
日本の愛知県豊橋市にあったビル ウィキペディアから
開発ビル(かいはつビル)は、愛知県豊橋市駅前大通2丁目33-1にあった複合商業ビル。地上10階建て・地下1階建て。旧称はサンマートビル。名豊ビル(2017年廃止[1])の西側にある。JR・名鉄・豊橋鉄道豊橋駅東口から徒歩4分。路面電車の豊橋鉄道東田本線駅前大通停留場から徒歩1分。また地下1階で豊橋市駅前大通公共駐車場に直結する[2]。
1972年 (昭和47年) 11月、地元の中小小売業者によってショッピングセンターのサンマートビルが建設された[3]。核テナントは衣料品スーパーの長崎屋。1973年 (昭和48年) には8階から10階にボウリング場「サンマートボウル」が開業したが、2年後の1975年 (昭和50年) にはサンマートボウルが閉業した[3]。1977年 (昭和52年) には核テナントの長崎屋も撤退[3]。1979年 (昭和54年) には大規模改装を行い、1階から5階までをファッションビルのパセオ、6階以上には社会保険事務所やカルチャーセンターなどを誘致したが、活性化には至らなかった[3]。
1981年 (昭和56年) 8月には第三セクターの総合開発機構が所有権を取得し、サンマートビルから開発ビルに改称した[3]。地下1階は飲食店、1階は商店[4]、2階以上は公的機関などのオフィス・文化施設・資格教室などが入居する複合機能ビルとして運営されている[3]。1982年 (昭和57年) 4月には4階に豊橋市駅前窓口センターが、1983年 (昭和58年) 4月には10階に豊橋市駅前文化ホールが、1986年 (昭和61年) 6月には4階に愛知県旅券センターが、1998年 (平成10年) 4月には3階に豊橋市国際交流協会が入居した[3]。
また、2017年 (平成29年) の名豊ビル取り壊しを受け、サーラグループ系中部ガスの画廊・展示スペースが移転・開設されていた[5]。
豊橋市は中心市街地の活性化を進めるため[注釈 1]基本計画作りに取り組み[8]、開発ビル・名豊ビル・狭間児童広場跡地で「豊橋駅前大通二丁目地区第1種市街地再開発事業」[9][10][11]を進めている。事業概要第1回変更によると地下1階地上24階建ての東棟(2021年完成予定[12])、20階建て[11]の西棟(2024年秋頃[12]完成予定)[注釈 2]および東西2棟を結ぶ仮称「まちなか広場」(面積約2200m2[11])が建設される予定である。開発ビルは西棟の建設予定地となっており、東棟完成後の2021年 (令和3年) 8月[13]より取り壊されている。
閉鎖直前の情報(この一部が、em CAMPUS EAST-東棟へ移転)
特徴として、豊橋市をはじめ公益性の高い事業者として国際交流、パスポートの申請・発給や看護、産業振興、法務の窓口が置かれている。また建築関連の事業者のテナントに、このビルの管理者のほか管理業務の「東海ビルメンテナスグループ」関連会社[15]、各種検査・審査業務の「確認サービス」豊橋支店[16]および一般財団法人「愛知県建築住宅センター」[17]が事業所を置く。
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