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長谷川 茂之(はせがわ しげき)は、オウム真理教の元信者。サリン原材料購入のダミー会社の社長を務めた。省庁制導入後は自治省に所属[1]。
長谷川 茂之 | |
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教団での役職 | 自治省 |
関係した事件 | サリンプラント建設事件 |
判決 | 懲役1年6ヶ月 |
神戸学院大学薬学部卒業後、化学会社を9か月で退職して[2]、1993年春に出家[3]。新実智光の指示で、薬品を購入するため「長谷川ケミカル」(1993年4月2日設立、新宿区)、「ベル・エポック」(1993年8月4日設立、静岡市)等、複数のダミー会社の社長となる[4][5]。教団のサリン製造は1993年夏に土谷正実から聞かされ知った[1]。
ダミー会社はサリン原材料をトン単位で買っていたほか、他にも爆薬ニトログリセリンの原材料であるグリセリンを「カマボコ製造に使う」として相場より高い額で72トンほど大量購入していた[6][7]。
1995年1月、オウムが何か大きな犯罪を起こしそうだと感じ、自殺用に青酸ナトリウムを持ち出し教団から逃亡[1]。
1995年4月24日、グリセリン保有による消防法違反で静岡県警に逮捕される(当時26歳)。逮捕当初は黙秘していたが後に自供[8]、グリセリン42020リットルとサリン原料貯蔵により殺人予備罪で起訴され懲役1年6ヶ月の判決を受けた[6][9]。
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