点線と破線
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点線(てんせん)は、線を表現するために一定間隔で点を表示したものである(例 : ・・・・)。点の形状には、円、正方形または菱形が用いられる。
破線(はせん)は、線を表現するために一定間隔で隙間を作ったものである(例 : ----)。ミシン目(みしんめ)や鎖線(させん)とも呼ばれる。これらと対比させる場面などでは、単なる線は「実線」と呼称されている。
さらに破線と点線とを組み合わせたものもあり、破線の間隙部分の中央に点を入れた一点鎖線(いってんさせん、例 : -・-・-)、点が2つ入る二点鎖線(にてんさせん、例 : -・・-・・-)などがある。
いずれも画面や図面、物体に線を引く場合、または複数のデータを一つのグラフに表記する場合など、それぞれの線の意味が異なる場合にそれらを区別できるようにするのに使われる。破線や鎖線は往々にして実線より意味の弱い、または価値の低い線という意味を含ませる。
用途
生活
地図
数学
気象
- 気圧配置に用いる。
産業財産権
- 部分意匠出願の際、部分意匠出願で意匠登録を受けようとする部分と、その他の部分との、境界のみを示す線として点線と破線とを混合した一点鎖線が用いられる。
線に関する規定
- JIS Z 8114(製図用語)
- JIS Z 8303(帳票の設計基準)
関連項目
外部リンク
- JIS Z 8114 - 製図用語
- JIS Z 8303 - 帳票の設計基準
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