鈴木舞
日本のヴァイオリニスト ウィキペディアから
人物
神奈川県生まれ。日本音楽コンクール第2位[1]、ヴァーツラフ・フムル国際ヴァイオリンコンクール（クロアチア）第1位[2]など、国内外の数多くのコンクールで入賞し、現在は日本とミュンヘンを拠点に活躍する。2012年には皇居の宮内庁楽部桃華楽堂にて御前演奏会に出演。2017年にデビューCD「Mai Favorite」をリリース。使用楽器は1683年製のニコロ・アマティ。
経歴
幼少期
3歳でピアノを始める。4歳の時にテレビでチェロを見て一目惚れするが、チェロをヴァイオリンと呼ぶと勘違いして親に伝え、ヴァイオリン教室に通うことになる[3]。
高校・大学時代
東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校1年の2005年に大阪国際音楽コンクールでグランプリ。2年の2006年日本音楽コンクールで第2位、2007年チャイコフスキー国際コンクールで最年少セミファイナリスト。10歳から東京芸術大学音楽学部卒業までの13年間、清水高師の薫陶を受ける[4]。 ローザンヌ高等音楽院(Haute École de musique de Lausanne)、ザルツブルク・モーツァルテウム大学でピエール・アモイヤル、ミュンヘン音楽・演劇大学でインゴルフ ・トゥルバンに師事[5]。ドイツ国家演奏家資格を取得[6]。
奨学生
主な受賞歴
- 2005年 - 第6回大阪国際音楽コンクールグランプリ、大阪府知事賞、ジャーナリスト賞[10]
- 2006年 - 第75回日本音楽コンクール第2位[11]
- 2007年 - 第13回チャイコフスキー国際コンクール最年少セミファイナリスト[12]
- 2011年 - アンリ・マルトー国際コンクールファイナリスト[13]
- 2013年 - ヴァーツラフ・フムル国際ヴァイオリンコンクール第1位、オーケストラ賞[14]
- 2014年 - オルフェウス室内楽コンクール第1位[15]
- 2016年 - スピヴァコフ国際ヴァイオリンコンクール第2位[16]
- 2017年 - ベートーヴェン・フラデツ国際音楽コンクールファイナリスト[17]
- 2018年 - コープ・ミュージックアワード室内コンクール第3位[18]
共演歴
国内
海外
- ホーフ交響楽団（ドイツ）
- クロアチア放送交響楽団（クロアチア）
- ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団（クロアチア）
- ドゥブロヴニク交響楽団（クロアチア）
- クオピオ交響楽団（フィンランド）
- モラヴィア・フィルハーモニー管弦楽団（チェコ）
- ローザンヌ室内管弦楽団（スイス）
小林研一郎、円光寺雅彦、飯森範親、ニコラス・ミルトン、ヨルマ・パヌラ、イヴァン・レプシッチ、ヴァフタン・カヒッゼらの指揮で演奏。
メディア出演
使用楽器
愛器は1683年製のニコロ・アマティ。アントニオ・ストラディバリの師として知られる名工の傑作。
ディスコグラフィー
2017年9月にデビューCD「Mai Favorite」をキングレコードからリリース。ピアノは實川風、山田和樹。[19]
後援会
鈴木舞後援会[20]を2020年1月1日に設立。
脚注
外部リンク
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