酢酸2-メトキシ-1-メチルエチル
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酢酸2-メトキシ-1-メチルエチル(Propylene glycol methyl ether acetate, PGMEA)は、インク、コーティング、クリーナー等に用いられるP型のグリコールエーテルである。ダウ・ケミカルからDowanol PMA[2]、シェル・ケミカルからmethyl proxitol acetateの名前で[3][4]販売されている。
酢酸2-メトキシ-1-メチルエチル | |
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1-Methoxy-2-propanyl acetate | |
別称 PGMEA; 1-Methoxy-2-propanol acetate | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 108-65-6 |
PubChem | 7946 |
ChemSpider | 7658 |
UNII | PA7O2U6S2Q |
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特性 | |
化学式 | C6H12O3 |
モル質量 | 132.16 g mol−1 |
危険性 | |
Hフレーズ | H226, H360, H402 |
NFPA 704 | |
引火点 | 43 °C (109 °F; 316 K) |
発火点 | 333 °C (631 °F; 606 K) |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
半導体業界では、ウェハーのビス(トリメチルシリル)アミンのような表面接着剤の用途で、溶剤としてよく用いられている[5]。また、揮発しやすいため、半導体のクリーンルーム等では大気経由でコンタミネーションしやすい分子である[6]。
出典
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