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那須田 淳(なすだ じゅん、1959年6月20日 - )は、主にYA(ヤングアダルト)や児童文学の分野で活躍する日本の作家・小説家。
静岡県浜松市出身。静岡県立浜松西高等学校、早稲田大学卒業後、まもなくYA(ヤングアダルト)近未来小説『三毛猫のしっぽに黄色いパジャマ』(ポプラ社)でデビュー。画文集『少年のころ』(小峰書店)など少年時代をテーマにした作品が多い。1995年よりベルリンに在住。作家アクセル・ハッケと画家ミヒャエル・ゾーヴァの共著『ちいさなちいさな王様』(講談社)など翻訳も多数ある。ドイツを舞台にしたYA小説『ペーターという名のオオカミ』(小峰書店)で第51回産経児童出版文化賞[1]、第20回坪田譲治文学賞を受賞[1]。2006年には出身地浜松市より「浜松ゆかりの芸術家顕彰」を受賞した。2006年9月には、湘南を背景に描いたYA小説『一億百万光年先に住むウサギ』(理論社)を刊行。2011年12月に、ひょんなことで事故死した少年の物語『願かけネコの日』(学研)を刊行。2012年にはケストナーの名作『新訳・飛ぶ教室』(角川つばさ文庫)を木本栄と共訳。2013年には本人が手がけたミュージカル『この星に生まれて』のノベライゼーションとして『妖狐ピリカ・ムー』(理論社)と、ベルリンへ一人旅をするロック少年を描いたロード・ムービー『星空ロック』(あすなろ書房、その後2016年にポプラ文庫ピュアフルで文庫化)を刊行した。2015年4月から2016年3月まで、読売新聞夕刊でYA小説の紹介ページ「YAブッククリップ」を連載。2016年には『星空ロック』が本人の脚本で新感覚音楽劇として舞台化、17年には朗読劇としても上演された。
妻は、ヴォルフガング・ヘルンドルフ作『14歳、僕らの疾走 マイクとチック』(小峰書店-ファティ・アキン監督『50年後のボクたちは』の原作 オリジナルタイトル『Tschick』)等で知られる翻訳家の木本栄。実父は児童文学作家で、ひくまの出版を立ち上げた那須田稔。 和光大学、共立女子短期大学非常勤講師。日本ペンクラブ会員。日本YA作家クラブ会員。社団法人日本国際児童図書評議会 [JBBY]会員。 会員制同人誌『鬼ヶ島通信』編集長。
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