遠山記念館

埼玉県川島町にある博物館 ウィキペディアから

遠山記念館map

遠山記念館(とおやまきねんかん)は、埼玉県比企郡川島町にある博物館[1]

概要 遠山記念館, 施設情報 ...
遠山記念館
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遠山記念館入口(旧遠山邸長屋門)
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施設情報
正式名称 遠山記念館
専門分野 美術
収蔵作品数 11,000点
管理運営 公益財団法人遠山記念館
所在地 350-0128
埼玉県比企郡川島町白井沼675
位置 北緯35.98781341237963度 東経139.49339530257225度 / 35.98781341237963; 139.49339530257225
最寄バス停 東武バス「牛ケ谷戸」下車徒歩15分
最寄IC 首都圏中央連絡自動車道川島インターチェンジ
外部リンク https://www.e-kinenkan.com/
プロジェクト:GLAM
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日興証券創設者遠山元一邸宅と美術コレクションをもとに、1970年に開館した[2]。運営主体は公益財団法人遠山記念館で、歴史的建造物である遠山家の邸宅・庭園と美術工芸コレクションを保存公開し、文化芸術の振興に寄与することを設置目的としている[3]。遠山邸の建物は2018年度に国の重要文化財に指定された

概要

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旧遠山邸 東棟表玄関
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旧遠山邸 東棟表玄関
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旧遠山邸 西棟廊下

遠山家住宅は、遠山元一が母、美以のために建てた邸宅であった。建築にあたっては、総監督を弟の遠山芳雄が務め、設計監督は東京帝国大学を卒業し東京・神田で設計事務所を開いていた室岡惣七が、大工棟梁は東京・阿佐谷の中村清次郎が務めた。日本各地から銘材を集め、当時最高の建築技術を駆使。昭和8年(1933年9月26日の着手より昭和11年(1936年4月25日の竣工まで2年7ヵ月。直接工事に関係した者だけでも延べ3万5千人を動員したという。登録有形文化財である建造物の保存・公開とともに、美術工芸品の展示を行う美術館も所在する。美術館は改修工事のため2017年6月より休館し、2018年4月に再開館した。

所在地

  • 埼玉県比企郡川島町白井沼675

文化財

重要文化財(美術工芸品)

  • 紙本著色三十六歌仙切(頼基)佐竹家伝来
  • 絹本著色春靄起鴉図 岡田半江筆
  • 紙本著色布晒舞図 英一蝶
  • 秋野蒔絵手箱
  • 寸松庵色紙(むめのかを)
  • 源頼朝筆書状(文治三年十一月九日山城介宛)

重要文化財(建造物)

建造物9棟及び土地が「旧遠山家住宅」として、2018年度に国の重要文化財に指定されている[4][5]。2000年から2018年までは国の登録有形文化財。

  • 旧遠山家住宅
    • 東棟
    • 中棟
    • 西棟
    • 土蔵
    • 茶室
    • 寄付待合
    • 長屋門
    • 庭門及び内塀
    • 裏門及び外塀
    • 附:雪隠
    • 附:腰掛待合
    • 附:図面17枚
    • 土地(宅地及びため池)7,862.47平方メートル(池、水路、橋4基を含む)

利用情報

  • 所在地 埼玉県比企郡川島町大字白井沼675
  • 開館時間 10:00-16:30(入館は16:00まで)
  • 休館日 月曜日、年末年始ほか(詳細は公式サイト参照)
  • アクセス
  • 館内及び近辺には、食事・喫茶等ができる施設はない。

脚注

関連項目

外部リンク

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