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漫画『ドラえもん』に登場するひみつ道具 ウィキペディアから
黄色いフラフープをかたどった道具。これを壁面に貼り付けると、フープ内蔵の空間原子分解装置から電波が発生し、通り抜ける壁の原子をゆらして穴を開け、そのままフープをくぐってその壁の向こうへ抜けることができる。壁の向こう側の出口にもフープが付いており、フープを取り外すと元の壁に戻る。
『ドラえもん のび太の日本誕生』では、時間犯罪者であるギガゾンビが「通りぬけフープ」の通路をねじ曲げて、出口を別の場所へとつなげている。また、ひみつ道具の「ルームガードセット」も通りぬけフープの使用の妨害を可能としている。
『ドラえもん のび太の宝島』では、22世紀に存在しない物質は原子を揺らすことができないため通り抜けられないとされている。
通りぬけフープは、『小学一年生』1974年2月号掲載の短編作品「ぬけあなフープ」にて、「ぬけあなフープ」という名称のひみつ道具として初登場した。しかしこのエピソードを単行本に収録する際に、作品名および道具名を「通りぬけフープ」へと変更している。後述の「ぬけ穴フープ」とは異なる。
『2112年 ドラえもん誕生』では量産の黄色ドラえもん達が「どこでもドア」を使う中、元のドラえもんは通り抜けフープを使い、建物から出て水面へ落下してしまう。
『ザ☆ドラえもんズ 怪盗ドラパン謎の挑戦状!』には、超大型の「通りぬけフープLLサイズ」が登場する。
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