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近江における松尾芭蕉の門人グループ ウィキペディアから
近江蕉門(おうみしょうもん)は、近江における松尾芭蕉の門人グループ。膳所藩士の菅沼曲水や彦根藩士の濱田洒堂(珍碩)など武士階級を初め僧侶、商人、医師、農民まで幅広く人が集った。湖南蕉門ともいい、曲水系と尚白系との2系統ある。
芭蕉は「奥の細道」の翌年初めて近江膳所を訪問し、晩年頻繁に訪れ終の棲家に選んだ。近江の人々のことも門人を通じ愛した。
また彼は生涯980句を残したとされるが、そのうち近江湖南では約1割にあたる89句、奥の細道では52句を残している。更に門人36俳仙といわれるなか近江の門人は12名、江戸5名、尾張美濃で各4名、故郷伊賀3名でもっとも近江の門人が多かった。彼らと過す中詠んだとされるのが「行く春を 近江の人と 惜しみける」という句である。
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