輜重兵第3連隊
ウィキペディアから
輜重兵第三連隊(しちょうへいだい3れんたい、輜重兵第三聯隊)は、愛知県名古屋市で編成された大日本帝国陸軍の連隊のひとつ。
![]() |

沿革
![]() | 年号表示について:年表の記載は元号ではなく西暦優先で記載ください(表記ガイド規定に準ずる)。 |
輜重兵第三連隊と「平和の笛」
旧連隊中央厩舎跡に戦友会(輜三会)により昭和41年11月13日「平和の笛」の銅像が設置された。黒花崗岩の台座の上にひざまずいて横笛を吹く女性像が設置されている。(高さは台座を含めて2.8m)製作者は石田清、命名者は名古屋市長、設置費用は370万円の寄付金で賄った。名古屋高等裁判所が新築されることから昭和50年11月6日に現在の愛知県護国神社北小公園に移設した。なお、この像については馬頭がついている面(東側)が正面である。
ふくよかな女性像で日夜辛苦した隊員の人間関係、横笛で平和のメロディー、台座の馬頭の噴水で隊員の生活に欠かせない馬と水、台座には隊員が早がけさせられた思い出の大いちょうが表現されているとともに笛に人類の平和を笛のメロディーに戦没者を永久に慰霊する願いを込めている。
台座に記載の文章
平和の笛思い出の中に君らは生き
地の上にわれらは立つ
笛の音に声を合わせて
平和への希望唱はん
栄あれ みどりの山河
設置当初は台座には銅板にて「輜重兵第三聯隊跡」とあったが「平和の笛」に取り換えられた。台座裏側(西側)に下記のような銅板製の碑文が設置されていたが現在は、交換されて「黒色の石板」が嵌めらている。
ここは元日本陸軍輜重兵第三連隊の遺跡です。激しい演習に鍛えら
れ愛国の至情に燃えたあの日あの
頃の血と汗の匂いが今もなお漂い
ます。大銀杏の下に集まり散じた
戦友の思い出も本地ケ原の廠営に
結んだ夢と共に永久に消える日と
てありません。
異国の丘に残る英霊の武勲を讃え
生きとし生きる戦友の心を一つに
結んで平和の歴史に残るわれらが
連隊の跡を永遠の記念といたしま
す。
昭和四十一年十一月
輜重兵第三連隊遺跡建設委員会
参考文献
輜重兵第三連隊第二中隊史
関連項目
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.