赤い玉、
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概要
監督・脚本は高橋伴明。主演は奥田瑛二。他に主人公の愛人役を不二子、女子高生・律子役をオーディション選考による新人[2]の村上由規乃が演じる。また高橋の妻である高橋惠子が出演と製作にも加わっている[3][4]。高橋伴明が監督を手がけた作品としては、日本映画では史上初のヘアヌードで知られる『愛の新世界』以来、約20年ぶりのエロス映画となる[5]。本作では、人生の後半における“老い”と“性”という不確実性の中で、更なる題材を求めて前向きに生きようとする男の人間模様を描いた[6]。 2015年、第39回モントリオール世界映画祭のワールドグレイツ部門に出品された[7]。
あらすじ
大学教員に就きつつも映画監督である時田修次は、新作の撮影に臨んで行き詰っていた。時田は、愛人・唯の美貌に癒されながら脚本を練り、あくまでも経験に基づく作品を撮ろうと考えるが、そういった自分の生き方が、まるで映画の中でうろつく役柄のような気がしてならなかった。ところが、女子高生・律子との出会いによって、時田の心と人生に異変が起こり始める[8]。
キャスト
スタッフ
脚注
外部リンク
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