三重大学卒業[4]。血液型はO型[4]。1997年、『パラダイス・ルネッサンス―楽園再生―』で第6回集英社ロマン大賞佳作入選[5]。代表作はコバルト文庫『伯爵と妖精』シリーズ。初の一般向け作品である『思い出のとき修理します』が20万部を超えるヒット作となる。
日本SF作家クラブ会員[6]。
シリーズ作品
- 摩天楼ドールシリーズ(集英社〈コバルト文庫〉、イラスト:央己あゆり)
- 摩天楼ドール(2000年3月)
- フェザークィーン(2000年7月)
- ハイブリッドハンター(2000年12月)
- 魔女の結婚シリーズ(集英社〈コバルト文庫〉、イラスト:蓮見桃衣)
- 伯爵と妖精シリーズ(集英社〈コバルト文庫〉、イラスト:高星麻子)
- 花咲く丘の小さな貴婦人(リトル・レディ)シリーズ(集英社〈コバルト文庫〉、イラスト: 文庫版 桃川春日子 電子書籍版 山田コウタ)
- 寄宿学校と迷子の羊(2007年1月)
- 林檎と花火とカエルの紳士(2007年9月)
- それは青いすみれの季節(2008年7月)
- 荒野へ、心に花束を抱いて 前編(2010年2月)
- 荒野へ、心に花束を抱いて 後編(2010年3月)
- 思い出のとき修理しますシリーズ(集英社〈集英社文庫、イラスト:山田コウタ)
- 異人館画廊シリーズ(集英社〈コバルト文庫・オレンジ文庫〉、イラスト:詩縞つぐこ)
- 盗まれた絵と謎を読む少女(2014年2月)
- 贋作師とまぼろしの絵(2015年1月)
- 幻想庭園と罠のある風景(2015年8月)
- 当世風婚活のすすめ(2016年9月)
- 失われた絵と学園の秘密(2017年12月)
- 透明な絵と堕天使の誘惑(2019年12月)
シリーズ外ライトノベル作品
- パラダイスルネッサンス――楽園再生――(1997年10月 集英社〈スーパーファンタジー文庫〉)
- 夜想(1998年5月 集英社〈スーパーファンタジー文庫〉)
- ルナティック・シャイン(1999年6月 集英社〈スーパーファンタジー文庫〉)
- さまよう愛の果て――失われた王国と神々の千一夜物語(2006年3月 集英社〈コバルト文庫〉、イラスト:山本鳥尾)
一般文芸作品
- 拝啓 彼方からあなたへ(2014年12月 集英社 / 2018年12月 集英社オレンジ文庫)
- がらくた屋と月の夜話(2015年7月 幻冬舎 / 2017年11月 幻冬舎文庫)
- 木もれ日を縫う(2016年11月 集英社 / 2019年4月 集英社文庫)
- 額を紡ぐひと(2018年2月 新潮社)
- 額装師の祈り 奥野夏樹のデザインノート(2020年11月 新潮文庫nex)※改題
- めぐり逢いサンドイッチ(2019年5月 KADOKAWA / 2022年1月 角川文庫)
- 語らいサンドイッチ(2020年6月 KADOKAWA)
- 神さまのいうとおり(2021年5月 幻冬舎)
- あかずの扉の鍵貸します(2021年10月 集英社)
作品収録アンソロジー
「」内が谷瑞恵の作品
- 新釈グリム童話 めでたし、めでたし?(2016年3月 集英社オレンジ文庫)「なくしものの名前」
- ファンタジーへの誘い ストーリーテラーのことのは(2016年6月 徳間書店)《インタビュー集》
- 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー(2017年12月 集英社オレンジ文庫)「白い花のホテル」
- 小説
- 伯爵家執事の新たな決意(2009年『Cobalt (雑誌)|Cobalt』抽選カレンダー 収録)
- レイヴンの日記(コバルト2010夏のLOVE4フェア冊子収録〈2013年サイン会にて再配布〉)
- もう少し、やさしい夢の中で(『Cobalt』2012年11月号 定期購読特典書き下ろしプチノベル)
- ファーストキスの贈り物」(ありがとサマー2012 BOOK)
- 鈍感なきみとぼく(『Cobalt』2013年1月号 応募者全員サービスドラマCD コバルトスタァ7 Étoile ブックレット掲載)
- よい子は早くおやすみなさい(『Cobalt』2013年7月号 定期購読特典書き下ろしプチノベル)
- 悪夢の人形劇(『Cobalt』2014年7月号 定期購読特典書き下ろしプチノベル)
- おひとりさまDAYの贈り物(『パピルス』Vol.64(2016年2月号) - ?)
- 殻の祭壇(『yom yom』2016年6月号 - 2017年6月号)
- まよなかの青空(『別冊文藝春秋』2017年5月号 - 連載中)
- エッセイ
- フクザツな猫ゴコロ(『Cobalt』2016年3月号)