一切法

一切法（いっさいほう、巴: sabba-dhamma,梵: sarva-dharma）とは仏教用語で、世界のすべてのもの、すべての存在、すべての法の集合体をさす。諸法（しょほう）とも^[1]。

仏教用語 一切法, 諸法
パーリ語	sabba-dhamma
サンスクリット語	sarva-dharma
中国語	一切法
日本語	一切法 (ローマ字: Issaiho)

原始仏教においては、一切法は五蘊として分類された^[2]。また諸法無我として一切法の無我があらゆる場面で説かれた^[3][4]。

部派仏教

部派仏教のアビダンマにおいては、一切法は以下の体系にて分析された^[2]。

• 三科 - 五蘊・十二処・十八界
• 五位 - 色法・心法・心所法・心不相応行法・無為法
• 八句義（Astau Padārtha） - 五蘊・三無為法

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  三科の構成
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  五位の構成