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裁縫に用いられる針や糸などを収めた箱 ウィキペディアから
裁縫箱(さいほうばこ)とは、裁縫(手芸)に用いられる針や糸などを収めた箱のことであり、針箱(はりばこ)の別名である。ソーイングボックス(sewing box)やその内容物も合わせてソーイングセット(sewing set)とも呼ばれる。
裁縫箱は、硯箱や救急箱などのように、内容物によって呼び方が決定されている箱であり、専用に設計されたものもあれば、間に合わせに何らかの空き箱を再利用して使っている場合もある。裁縫という作業に特化した道具箱の一つだといえる。
箱の中身は裁縫に用いられる道具や部材(材料)などであり、裁縫道具を保管しやすいような工夫が施されているものもある。日本の裁縫箱で櫓(やぐら)付きのものは和裁のくけ台を兼ねている。
現在よりも衣類に高い価値があった時代においてはどこの家庭にも裁縫箱があり、ほつれや穴・ボタン外れなどは随時修理されていたが、衣類が大量生産され、安価かついつでも入手できるようになって以降は、裁縫箱を持たないか、簡略化されたソーイングキットのような簡便な裁縫道具のみで済ませている家庭も少なくない。ソーイングキットには携帯用のものもある。
なお、小学校の家庭科で使用するので、小学生は共同購入することが多い。初心者向けのものには練習用の運針用布などが入っているものもある。
裁縫用の針だが用途に応じて様々な種類がある。針は鉄製が多くクロムメッキなど錆びないよう工夫はされているものの、扱い如何では錆びることもあるため、油紙に包まれたり針刺しなどを用いて保管されることが多い。
衣服の色に合わせて選べるよう、複数の色を取り揃えるのが一般的。糸の種類によっても様々である。
はさみは裁縫では布や糸を切るために用いられる。
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