藤原 貴子(ふじわら の きし/たかこ)、延喜4年(904年) - 応和2年10月18日(962年11月17日))は、平安時代中期の女性。関白太政大臣藤原忠平の長女。醍醐天皇皇太子保明親王の妃。のち御匣殿別当となり、さらに尚侍に任官。従一位中将御息所小一条内侍

生涯

延喜18年(918年)4月、東宮保明親王に入内し御息所となる。延喜23年(923年)3月、保明親王薨去。その後、御匣殿別当となって宮中に入り、延長9年(931年)4月26日、飛香舎に移った。天慶元年(938年)11月14日、尚侍に任じられ、同年12月従三位に叙される。天慶8年(935年)1月正三位、天暦5年(951年)1月従二位。応和2年(962年)10月18日、59歳で薨去。同月30日、貞節篤孝により従一位(正一位とも)を贈られた。

参考文献

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