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蔵王鉱山(ざおうこうざん)とは、かつて山形県上山市大字中川字永野に存在した鉱山。硫黄、硫化鉄鉱などを産出した。
蔵王鉱山 | |
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所在地 | |
所在地 | 山形県上山市大字中川字永野 |
国 | 日本 |
座標 | 北緯38.14613386365504度 東経140.42275565427093度 |
生産 | |
産出物 | 硫黄、硫化鉄鉱 |
生産量 | 8,500t(1941年、硫黄) |
歴史 | |
開山 | 不詳 |
閉山 | 1963年3月31日 |
所有者 | |
企業 | 蔵王鉱山合資会社 ⇒日東金属鉱山株式会社 |
プロジェクト:地球科学/Portal:地球科学 | |
起源は古いようであるが、変遷は詳かではない。明治30年代後半、蔵王鉱山合資会社が設立される。
昭和16年には硫黄年産8,500トンとなる。
戦後は藤山コンツェルン系の日東金属鉱山が経営。硫黄の採掘がピークを迎え、1950年代には従業員が約600人および家族が1,200人規模となり、企業城下町を形成した。しかし1960年代にはいると、海外からの輸入品に押され経営が次第に苦しくなった中、1962年12月に大規模な坑内火災が発生。事実上採掘が停止し、翌1963年(昭和38年)3月31日に閉山を迎えた[1]。
現在は、蔵王猿倉スキー場として利用されている。1996年には山神社の復元も行われた。
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