穿刺(せんし, puncture)とは、注射針などの先端の尖った中空の器具を用いて、検査したいものを切開せずに内容を調べること。主に医療行為としての意味を指す。
種類
穿刺では、内容物を吸引・排出することができるため、また経路を通じて薬物を投与できるため、検査と同時に治療を兼ねることもある。
胸腔穿刺
心嚢穿刺
腹腔穿刺
腹水を採取する。多量の腹水に対してはドレナージを行うこともある。
腰椎穿刺
関節穿刺
関節液を採取または吸引する。
穿刺細胞診
→詳細は「生体組織診断」を参照
種々の臓器で行われる。甲状腺や乳房内に生じたしこり[4]など表皮から近い臓器で用いられることが多い。
→「穿刺液検査」も参照
脚注
関連項目
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