織田 淳太郎(おだ じゅんたろう、本名:石塚 紀久雄、1957年2月11日 - )は、日本のノンフィクション作家。1990年代半ばから前出のペンネームを使用。
北海道室蘭市出身。北海道室蘭清水丘高等学校卒業。早稲田大学在学中は体育局ボクシング部で、バンタム級を主戦場にして活躍。早大卒業後は雑誌の記者等を経験した後、独立。
スポーツノンフィクションの他、小説等幅広い執筆活動を行っている。
うつ病を患った事があり、精神医療に関連した著書も刊行している。
- 「拳闘王 辰吉丈一郎」(1991年 学習研究社)(石塚 紀久雄 名義)
- 「大場政夫の生涯」(1992年 東京書籍)(石塚 紀久雄 名義)
- 「狂気の右ストレート―大場政夫の孤独と栄光」(1996年 中公文庫)
- 「ありがとう―尾崎豊 ラストメッセージ」(1996年 風媒社)
- 「首都高に散った世界チャンプ 大場政夫」(1999年 小学館文庫)
- 「敗者復活戦」(2000年 東京書籍)
- 「ジャッジメント」(2000年 小説・中央公論新社)
- 「巨人軍に葬られた男たち」(2000年 新潮文庫)
- 「論争・長嶋茂雄」(2001年 中公新書クラレ、中公新書クラレ編集部との共著)
- 「トレーナー」(2001年 小説・中央公論新社)
- 「20世紀完全版長嶋茂雄大辞典」(2001年 新潮OH!文庫)
- 「もう一度あるきたい―競歩界のシンデレラガール板倉美紀奇跡の復活」(2002年 文春ネスコ)
- 「コーチ論」(2002年 光文社新書)
- 「捕手論」(2002年 光文社新書)
- 「ニッポン野球珍事件珍記録大全」(2003年 東京書籍)
- 「Sports Graphic Numberベスト・セレクション Ⅲ」(2003年 文藝春秋)
- (「リングに帰ってきた王者たち―かつての夢路を追う5人の男」で選出)
- 「審判は見た!」(2003年 新潮新書)
- 「ナンバ走り」(2003年 光文社新書、矢野龍彦、金田伸夫との共著)
- 「ナンバのコーチング論 次元の違う「速さ」を獲得する」(2004年 光文社新書)
- 「医者にうつは治せない」(2005年 光文社新書)
- 「脳を鍛える筋トレ PNFとはなにか」(2006年 光文社新書、市川繁之、鈴木克憲との共著)
- 「ラストゴングは打ち鳴らされた」(2006年 早稲田出版)
- 「そしてウツは消えた!」(2007年 宝島社新書、米倉一哉監修)
- 「メンタル・コーチング―流れを変え、奇跡を生む方法」(2007年 光文社新書)
- 「巨人軍に葬られた男たち」(2008年 宝島SUGOI文庫)
- 「ラストゴングは打ち鳴らされた」 (2009年 ランダムハウス講談社文庫)
- 「ある精神科医の試み―精神疾患と542試合のソフトボール」(2009年 中央公論新社)
- 「ルポ 現代のスピリチュアリズム」 (2010年 宝島社新書)
- 「左重心で運動能力は劇的に上がる!」 (2011年 宝島社新書、小山田良治監修)
- 「精神医療に葬られた人びと 潜入ルポ 社会的入院」 (2011年 光文社新書)
- 「精神病棟40年」(2012年 宝島社、時東一郎 著の解説・構成)
- 「夢の先にあった栄光と挫折 プロ野球「異業種」から来た男たち」(2012年 宝島社、永谷脩、田口元義、高野成光との共著)
- 「なぜ日本は、精神科病院の数が世界一なのか」(2012年 宝島社新書)
- 「プロ野球 愛された男たちの墓碑銘」(2013年 宝島SUGOI文庫)
- 「蜃気楼 「長嶋茂雄」という聖域」(2014年 宝島社)
- 「死が贈りものになるとき-亡きわが子から届けられた「生きる意味」の言霊」(2018年 中央公論新社 )