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細根山(ほそねやま)は、愛知県名古屋市緑区鳴海町字細根にある山[1][2]。
標高36mほどの小さな山で、山は森林(竹林)で覆われている。
山の一帯は「オアシスの森」(名古屋市による「オアシスの森づくり事業」)として一般に開放されており、山頂を経由する散策用の園路が整備されている[2]。
細根山の一帯はかつて「小山園」と称し、鳴海の下郷家の別荘地であった[1]。小山園は江戸時代中期より整備が進められ、松尾芭蕉も訪れたという[1]。
小山園の特に景観の良い箇所を十四景として選別し、江戸時代の尾張名所図会にも「細根山 一名小山園」として掲載されていた[1][3]。
1959年(昭和34年)9月の伊勢湾台風の影響で、小山園の建物はほぼ倒壊して現存しない。その後園の一部は宅地(URの鳴海団地など)として開発されたが、三吟塚や湛然堂(址)、妙音池、菅神廟(細根天満宮)など現代に残っているものもいくつか存在する[1][2]。
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