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連合国軍占領下の朝鮮における防衛組織 ウィキペディアから
南朝鮮国防警備隊(みなみちょうせんこくぼうけいびたい、英語: South Korean Constabulary of Police Reserve、朝鮮語: 남조선국방경비대)は、アメリカ軍政庁統治下の南朝鮮の防衛組織。大韓民国陸軍の前身である。
1945年12月5日、アメリカ軍政庁は、アメリカ軍人との意思疎通を図り、アメリカ式の軍隊を構築する目的で「軍事英語学校」を開校した。朝鮮人の軍隊経験者(日本軍および満州国軍の将校)が入学し、後の韓国陸軍の基礎となった。
アーサー・チャンプニー大佐の原案「竹計画(Bamboo Plan)」では、南部朝鮮各道にアメリカ軍将校を長とする1個中隊を設立し、次いで大隊、連隊へと拡充、合計8個連隊を編成し総員25,000名からなる組織を目標にした。最終的に、顧問に就いていた李應俊(日本陸軍士官学校26期卒)の意見を受け入れ8個連隊からなる1個師団をアメリカ軍に準じて編制することが決定された。装備は当面の間は旧日本軍の軽火器を用いることとしたが、これはのちにアメリカ軍から武器供与を受けていた警察との確執を生み出す土壌となった。
1946年1月15日、国防司令部軍事局人事課の下に「国防警備隊」が創設された。1月15日に第1連隊の創設を開始、駐屯地は旧日本軍志願兵訓練所(現在の韓国陸軍士官学校)がある泰陵に置かれ、その後各地に連隊が創設された。2月7日には国防警備隊司令部が設置された。これに伴い、軍事英語学校は「国防警備士官学校」に改称された。
同年6月15日、国防警備隊は「朝鮮警備隊」に改称された。当初の装備は日本軍の三八式歩兵銃などであったが、やがて当時最新鋭の小火器の一つであるM1ガーランド自動小銃をはじめとしたアメリカ軍の兵器に取って代わられた。
軍事局の下に設けられた
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