宇和島市にある寺院 ウィキペディアから
等覚寺(とうがくじ)は、愛媛県宇和島市に所在する寺院である。山号は龍華山(りゅうげさん)。宗派は臨済宗妙心寺派。本尊は釈迦如来。大隆寺と並んで宇和島藩主伊達家の菩提寺である。
等覚寺 | |
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山門 | |
所在地 | 愛媛県宇和島市野川1157 |
位置 | 北緯33度13分1.51秒 東経132度34分26.27秒 |
山号 | 龍華山 |
宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
本尊 | 釈迦如来 |
創建年 | 元和4年(1618年) |
開基 | 伊達秀宗 |
文化財 |
伊達秀宗墓・伊達宗城夫妻墓(県史跡) 宇和島藩主伊達家墓所・桑折宗臣墓(市史跡) |
法人番号 | 4500005006211 |
宇和島市街地の南東部に位置する。宇和島藩初代藩主伊達秀宗が母の菩提を弔うために江戸時代初期の元和4年(1618年)に建立した。建立当初は母親の法号から白雲山龍泉寺と呼ばれた。宇和島藩主の菩提寺は母親や藩主の法号からその名がついているため、領民には寺院を山号で呼ばせた。
万治4年(1658年)秀宗が没し、墓所が造営されると浄妙山等覚寺と改称された。その後、山号は宝永7年(1710年)に龍華山に改められた[1]。
2013年3月18日に、1902年3月に製作され、大隆寺と同じく銅版画の原板が発見された[3]。
本堂に向かって左側にある西墓所と、本堂裏側を通り右側にある東墓所に分かれている。また、西墓所の隣には家臣団の墓地がある。東西墓所に埋葬されている藩主・一族は次の通り。
2代、3代の墓は他に較べ小さい。これはかつて廟となっており建屋で被われていたからである。
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