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ヨットレース ウィキペディアから
第37回アメリカスカップ(だい37かいアメリカスカップ、英語: 37th America's Cup)は、2024年8 - 10月にスペイン・バルセロナで開催される予定のヨットレースのシリーズ。
この記事はアメリカスカップに関して将来予定されるイベントを扱っています。 |
前回大会(第36回アメリカスカップ)の勝者であるエミレーツ・チーム・ニュージーランドがホストを務める。開催地はバルセロナが選ばれ、2022年3月29日に公表された[1]。
本大会ではルイ・ヴィトンが大会全体の冠スポンサーに復帰し、挑戦艇決定シリーズも前回の「プラダカップ」から従来の「ルイ・ヴィトンカップ」の名称に戻される[2]。ルイ・ヴィトンカップの予選ラウンドロビンは8月29日にスタートし、その後準決勝・決勝を経て、アメリカスカップ本戦は10月12日 - 27日に開催される予定。
ヨットについては前回大会で採用された「AC75」をベースに改良が加えられた「AC75 Ver.2」が使用される[3]。ただし今回大会では、新規に建造できるヨットは1艇のみとされる[3]。またクルーの数も前回大会の11名から8名に減らされる[3]。ヨット内の各種動力を確保する方法も、前回までの「腕でクランクを回す」方法から「自転車のように脚でペダルを漕ぐ」形に変わり、それに伴い従来の「グラインダー(glinder)」に代わって新たに「サイクラー(cyclor)」がクルーに加わる[4]。このため各シンジケートは自転車競技(特にロードレース)の経験者を選手やコーチとして招き入れることになった[5]。
一方でトレーニングや各種実験用ヨットとして新たに「AC40」が導入され、前哨戦シリーズ等で使用される[3]。
前回大会に参加したシンジケートは、2022年9月17日まで(旧型を含めた)AC75での帆走は許されない。一方で新規シンジケートについては、既存シンジケートから旧型のAC75を購入し、2022年6月17日以降に20日間以内の帆走が許可される[3]。
ルイ・ヴィトンカップ予選については、防衛艇のエミレーツ・チーム・ニュージーランドも含む6シンジケートが総当たり戦を2回(全10戦)行う。防衛艇を除く上位4シンジケートが準決勝(5戦先取)に進み、勝者同士による決勝(7戦先取)を経て、決勝を制したシンジケートが挑戦艇となる。
アメリカスカップ本戦は7戦先取(最大13戦)で争われる。
ルイ・ヴィトンカップは、決勝でINEOS Britanniaがルナ・ロッサを7 - 4で下し挑戦艇となった。
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