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ロシア陸軍の部隊 ウィキペディアから
第15独立親衛自動車化狙撃旅団(だい15どくりつしんえいじどうしゃかそげきりょだん、ロシア語: 15-я отдельная гвардейская мотострелковая бригада;略称15 гв.омсбр)は、ロシア陸軍の旅団。第2親衛諸兵科連合軍隷下。赤軍の第76親衛狙撃連隊、ソ連軍の第589親衛自動車化狙撃連隊を前身とし、同連隊の名誉称号「ベルリン」、赤旗勲章、クトゥーゾフ勲章を継承する。
戦後は、ライプツィヒ、その後ガレに駐屯。
2022年2月28日、旅団はキーウ地方のペレモガ村に侵入し、村民5人を射殺[3]。ウクライナ人捕虜2人に対する虐待や拷問を行ない、射殺して地下室に放り込んだという。生存者は「階段で尋問され、殴られた。容赦なく、思いきり殴られた。携帯電話を没収され、兵役の有無や刺青の有無を確認された」と語っている[4]。3月には、ボグダニウカ村で2人の村民を殴打(うち1人は地元の大修道院長)[5]、チェルニーヒウ地域のノヴィ・ビコフ村では地元村民約20人をボイラー室に拘束のうえ拷問し、少なくとも3人を殺害、1人が行方不明となっている[6]。YouTubeにアップロードされていた部隊のプロモーションビデオ・SNSなどの映像と被害者の証言により、司令官マキシム・クラスノシチェコフと副司令官オレクサンドル・ヴァシリエフ、アレクセイ・ブルガコフが特定された[7]。ウクライナの検察庁は、ウクライナ市民の拘留・殺人・失踪について戦争犯罪の訴訟を起こしている。
同年9月1日、ラジオ・リバティはウクライナ保安庁(SBU)が5月に公開した音声の内容の検証結果を公表。捕虜としたウクライナ兵に対する拷問と民間人の家屋への砲撃を行ったとして旅団所属のスタニスラフ・シュマトフを特定し、本人に取材した内容も公開した。シュマトフは、記者の取材に対してウクライナ領で少なくとも1人の民間人に拷問を行って耳を切り落としたうえ、殺害をしたことを自白している[8][9][10]。
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