第四只見川橋梁
福島県の鉄道橋 ウィキペディアから
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第四只見川橋梁(だいよんただみがわきょうりょう)は、福島県大沼郡金山町の只見川に架かる東日本旅客鉄道(JR東日本)只見線の鉄道橋である。
国鉄会津線(現・只見線)の会津宮下駅 - 会津川口駅間の延伸工事に伴って1953年(昭和28年)に完成し、1956年(昭和31年)に供用開始した。会津水沼駅 - 会津中川駅間の阿賀野川水系只見川に架かる全長199.11 mの橋梁である(外部リンク参照)。
2021年(令和3年)に17施設からなる「只見線鉄道施設群」の1つとして土木学会選奨土木遺産に認定された[1][2][3]。
2011年(平成23年)7月の新潟・福島豪雨では、只見川の増水・氾濫により本橋梁が冠水したが、下路式トラス橋のためか流失する事態は免れている。なお、流木などの衝突により本橋梁のトラス桁および敷設されたレールが歪んでしまっている。また、宮下方の鉄筋コンクリート桁の手前辺りが路盤崩落している。
同年9月末より、会津宮下駅 - 会津川口駅間の2011年内の運転再開に向けて、本橋梁および周辺の路盤の復旧作業[4]を行っていたが、同年11月末には復旧完了となった。同年12月3日より、会津宮下駅 - 会津川口駅間が運転再開となっている。
鉄筋コンクリート桁、プレートガーダー桁、トラス桁の混成形式であり、トラスは横河橋梁製作所(現横河ブリッジ)製である。
また、鉄筋コンクリート桁とプレートガーダー桁が若干カーブしているため、橋梁全体がS字を描いているのが特徴である。
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