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第五〇一海軍航空隊(だい501かいぐんこうくうたい)日本海軍の部隊の一つ。最前線の外南洋防衛の主力雷撃機隊として、太平洋戦争中盤に外南洋・内南洋で雷撃・爆撃・哨戒行動に従事した。
ソロモン諸島方面で1年近くラバウルを拠点に爆撃任務に従事していた第五八二海軍航空隊の消耗を補完するため、外南洋の基地航空隊の一翼を担う爆撃機隊の一つとして整備され、木更津飛行場で編制された。開隊前日の昭和18年6月30日、レンドバ島へ米軍が上陸し、本格的な反攻作戦が開始されたため、ラバウルへの急速進出が要求されたが、開隊間もないことに加え、最新爆撃機の彗星で編制した初めての航空隊であったため、搭乗員の錬度不足と彗星の初期故障に見舞われ、ラバウル進出は10月にようやく達成された。進出はしたものの、彗星の故障は日常的なもので、最大でも6機の出撃が限度であったといわれる。
「ろ号作戦」終了後は連日の偵察に従事。
第五五二海軍航空隊(ペリリュー島駐在)13機を解隊編入、ペリリューへの移転を下令。
「あ号作戦」の失敗を受けて、7月10日の組織改編制で解散し、そのまま「捷号作戦」に備えて七六一空を増強するために取り込まれた。
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