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『空の昴』(そらのすばる)は、本島幸久による日本の漫画作品。講談社刊行『週刊少年マガジン』および『マガジンSPECIAL』で連載されていたゴルフ漫画。全21巻。
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
星野昴は運動好きの小学5年生だったが、急性腎炎を患い、一命は取り止めたものの、激しい運動ができない身体になってしまう。落ち込む昴であったが、ゴルフを嗜む一人の老人西尾誠一郎と出会い、「体力のない老人や子供でも楽しめるスポーツ」であるゴルフに魅了される。
日本プロゴルフ界の頂点に立ち続け「帝王」と称される兵藤正祀。今は車椅子生活を送る昴の父大地は、かつて兵藤正祀と唯一競り合った凄腕のアマチュアゴルファーでもあった。大地の計らいで兵藤正祀とコースデビューを果たした昴は、正祀から「競技ゴルフ」を薦められる。
兵藤正祀の一人息子兵藤芯は母を亡くし、父である正祀と過ごす時間を増やすべく、正祀のいる場所であるプロゴルファーの世界を目指していた。自分ですら父・正祀とコースを回ったことがないのに、父・正祀とコースを回っている昴を目撃した芯は、昴に嫉妬と敵愾心を抱く。
西尾誠一郎が主宰するジュニアフレンドカップで、昴と芯、西尾の孫娘である西尾翠は激戦の末、昴が優勝を果たす。
昴はゴルフの名門、蒼北学院中等部にゴルフ部門のスポーツ受験で挑み、困難な試験の合格する。蒼北学院男子ゴルフ部は、部長の吾妻の方針変更によって分裂状態だったが、昴は吾妻と部長の座とゴルフからの撤退とを賭けて勝負を挑み、これに勝利する。
全日本ジュニア対抗戦に参戦した蒼北学院男子ゴルフは難敵を下し、決勝で再び芯と対戦することになる。昴、芯ともに今後のゴルファー生活を危ぶまれるような疲労、負傷を伴う激戦の末、個人スコアとしては両者-54という驚異的なスコアで引き分けたものの、試合の勝敗そのものは蒼北学院が優勝を果たす。
5年後、芯はプロゴルファーとしての歩みを始め、昴は日本アマチュア選手権へ参加する。
大会中にオールドマン・パーと出会った昴は、「やっぱりゴルフは面白い」と今日もコースに立つ。
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