砥石山 (北海道)
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砥石山(といしやま)は北海道札幌市中央区盤渓と同市南区の境界上にある山。および、その周辺を指す南区の町名。
山の標高は826.7メートル。山名は、水成岩の砥石が採取されたことに由来する。山腹の風洞の内部気温が一定であることから、営林署が種子の保存所として活用していたことがあった[1]。
登山コース
砥石山には自然歩道(中の沢~小林峠・源八沢ルート)が整備されている[2]。登山道は3つ存在する。
- 中の沢コース
- 八垂別の滝から奥に進む[3]。急なつづら折を越えるとT4分岐点で小林峠コースと合流する。その後は起伏を繰り返すことになるが、そのうちもっとも大きな起伏は三角山と呼ばれている[注 1]。ここからさらに2つコブを過ぎると山頂に至る[4]。中の沢入口(八垂別の滝)からT4分岐点まで約2.9km、T4分岐点から山頂まで約2.2kmである[2]。
- 小林峠コース
- 北海道道82号西野真駒内清田線の小林峠沿いに入り口がある。なお、100メートルほど離れて藻岩山への自然歩道入り口もある[5]。
- 急な登りで尾根に上がり、その後も起伏を越えて、T4分岐点で中ノ沢コースに合流する[5]。小林峠入口からT4分岐点まで約3.0km、T4分岐点から山頂まで約2.2kmである[2]。
- 源八沢コース
- 五天山公園の近くから開始する。名前とは裏腹に、源八沢ではなく砥石沢をたどっていく[6]。源八沢入口から山頂まで約6.8kmである[2]。
脚注
参考文献
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