石井 良樹(いしい よしき、1988年9月8日 - )は、競技麻雀のプロ雀士。日本プロ麻雀連盟東北本部所属。団体内の段位は四段[1]。山形県鶴岡市出身[2]、在住[3]。
経歴
小学3年の時、父親の遊んでいたゲームをきっかけに麻雀と出会う[2][3]。高校卒業後、水道関係の会社に就職するために上京し[4]、「ビッグになりたい」との志を持って日本プロ麻雀連盟(プロ連盟)のプロテストに合格しプロ雀士となる[4]。
しかし成績の伸び悩みに苦しみ、2015年、山形へ帰郷して実家の会社である水道設備会社「石井管工設備」に勤めることを決め[4][3]、プロ連盟を休会する[2]。しかし「麻雀プロは諦めたくなかった」という本人の思いもあり、翌年には東北本部に籍を移して復帰[4]。東北本部の大会に出場しながら、必要に応じて上京する生活を送る。
2022年、東北本部在籍のままプロ連盟のタイトル・王位を獲得[3]。
2023年6月25日に行われた『麻雀最強戦2023 タイトルホルダー頂上決戦』に王位として出場、予選B卓では仲林圭(發王位)・魚谷侑未(十段位)のMリーガーに楢原和人(令昭位)を加えた3人を相手にオーラスでまくってトップ通過[5]も、決勝卓ではオーラス上がればトップという聴牌も浅井堂岐(雀王)の逆転和了を許して3着[6]。その翌日にはMリーグ参加全選手に団体推薦選手20名を加えたトーナメント戦「Mトーナメント2023」予選1回戦に出場、東城りお・鈴木優のMリーガーに前日も対戦した浅井堂岐を加えた卓で2半荘で-48.9の3着となり、1回戦敗退となった[7]。さらに11月12日に行われた『麻雀最強戦2023 ザ・リベンジ』では、日向藍子・黒沢咲・高宮まりの女流Mリーガー相手に序盤から押しの強い麻雀で加点するも、中盤以降弱気になる場面も見られ、辛うじてトップ通過[8]。決勝卓では高宮まりと鈴木優のトップ争いになかなか絡めず3着に終わったが、『タイトルホルダー頂上決戦』を含め、この年の麻雀最強戦でインパクトを残した[9]。
雀風・人物
獲得タイトル
脚注
外部リンク
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