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『眠る幼子といる聖母』(ねむるおさなごといるせいぼ、伊: Madonna col Bambino dormiente)は、イタリアのルネサンス期の巨匠、アンドレア・マンテーニャが1465年から1470年頃に描いたカンヴァス上のテンペラ画である。現在、ベルリンの絵画館に所蔵されている[1]。
イタリア語: Madonna col Bambino dormiente | |
作者 | アンドレア・マンテーニャ |
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製作年 | 1465-1470年 |
種類 | カンヴァス上にテンペラ |
寸法 | 43 cm × 32 cm (17 in × 13 in) |
所蔵 | 絵画館 (ベルリン) |
画家初期の本作は個人的な祈祷のためのものであり、聖母子に通常見られる光輪を除き、より親密でシンプル、かつ優しい雰囲気を出している。マンテーニャは、ドナテッロの聖母マリアの顔が幼子イエス・キリストに触れているというモチーフを描き、両者ともに黒い背景の中、錦織のマントに包まれている。
マンテーニャは下地を施していないカンヴァスに絵具を薄塗しており、それはあまり一般的な技法ではない。しかし、はっきりとわかるカンヴァス地のテクスチャーが聖母子を親しみやすい姿にしているように思われる[2]。
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