生存率

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医学において生存率(せいぞんりつ、: Survival rate)は、致死性疾患と診断された患者の内、治療により救命できる患者の割合を指す。

実測生存率

実測生存率(全生存率)は、死因を問わず全ての死亡を集計した数値(割合)である[1]

相対生存率

相対生存率: Relative survival)は、集計対象と同様(性、年齢、時代、地域など)の一般集団(コホート)で予想される生存率(期待生存率)で補正した生存率である[2]

相対生存率=実測生存率÷期待生存率×100

純生存率

純生存率またはネット・サバイバル: Net survival)(Pohar-Perme法)は、対象疾患のみが死因となる場合を仮定した生存率である[3]

純生存率=患者ごとの[生存率÷対象疾患以外での生存率[注 1]]の総和÷患者数×100[4]

関連項目

脚注

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