『玉繭物語』(たままゆものがたり)は、1998年12月3日に元気より発売されたPlayStation用ソフト。「森のしもべ」と呼ばれるモンスターを捕まえて、融合させて強くするというゲーム。
ベスト版は長かったロード時間が改善されている。
2001年には外伝『玉繭物語外伝RPG』が携帯電話向けに配信され、続編『玉繭物語2 〜滅びの蟲〜』がPlayStation 2用ソフトとして発売された。
サイラス村の人々
- レバント(変更可能)
- 声:無し
- 「繭使い」の家系に生まれた物語の主人公の少年。笛の力で森のしもべを繭の中に封印し、聖魔として従えることができる繭使い[1]。母と2人で暮らしている。繭使いの父は、幼い頃に森に入ったまま行方知れず。後に『白虎』の異名で呼ばれる。
- マーブ
- 声:高山みなみ
- 主人公の幼馴染みで許婚。ナギ人である彼女は、繭使いと共に生きることが定められている。ホタル繭の浄化や聖魔の合成をすることができる[1]。
- ガライ
- 声:京田尚子
- マーブの育ての親にして聖魔術師。幼いマーブを連れて、サイラスに流れてきたはぐれナギ人の老婆。
- ルーイ
- 声:田中真弓
- サイラスの見張り小屋に、一人で住んでいる少年。両親は森の魔物に襲われ、彼が幼い頃死別している。
- フィオ
- 声:田畑ゆり
- 主人公の母。かつては聖魔術師として、繭の浄化や合成を行なっていた、しかし夫のリケツが失踪して以来その仕事をしなくなり、夫を信じて、その帰りを待っている[1]。
- ケルマリオ
- 声:小野塚貴志
- ルーイに兄貴として慕われている鍛冶屋の息子。親友である主人公に対して、敬意を表している。
- ヤジャコ
- 声:秋元羊介
- ケルマリオの父親で村の鍛冶屋。
- アダ
- 声:定岡小百合
- ケルマリオの母親で鍛冶屋のおかみさん。
- グロッタ
- 声:納谷悟朗
- サイラス村の長。
- ジバラ
- 声:斉藤昌
- 祈祷師で、村の陰の実力者。
- ポト
- 声:北村弘一
- 墓守であり村の語り部。
特別な人、森の人々
- ギ
- 声:三國連太郎
- ナギ族の伝説の予言者。人々を導き、繭使いを森の旅路へ誘う者。
- コリス
- 声:大塚明夫
- 「青の繭使い」と呼ばれる繭使い。主人公の父親の親友。リケツが失踪してからはサイラス村の繭使いとして、彼の代わりに役目を果たしていた[1]。
- 密猟者
- 声:星野充昭
- 森で出会う怪人物で、主人公たちと何度か交戦した。
- キキナク
- 声:納谷六朗
- 森に住む鳥人。元は聖霊と呼ばれる存在だったが、とある事の罰として今の姿にされた。後に主人公の親友になる。
- ヤム
- 声:黒田弥生
- クモの森のやんちゃ坊主。父母の血を受け継ぎ、物欲の権化ともいえる人物である。
- ヤミー
- 声:黒田弥生
- ヤム一家の末っ子。
- カカヤム
- 声:田畑ゆり
- ヤムとヤミーのお母さん。元は美しい精霊だったが、物欲に走って今の姿になった。
- トトヤム
- 声:秋元羊介
- 蜘蛛の森にいるヤム一家の長。元々は知性の高い精霊だった。
- リケッツ
- レバントの父、本来サイラスの繭使いで『パレルの獅子』と呼ばれる。聖魔術により妻にかかる刻印に悩み、姿を消してしまう。