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滋賀県大津市にある国立大学 ウィキペディアから
滋賀医科大学(しがいかだいがく、英語: Shiga University of Medical Science)は、滋賀県大津市にある国立大学。略称は滋賀医大(しがいだい)。
1974年(昭和49年)に開学し、滋賀県内で唯一の医科大学である。びわこ文化公園都市構想の一環で1976年(昭和51年)8月に設置された[1]。地域医療への貢献、特色ある医学・看護学教育により世界に発信する研究者の養成を基本理念としている。滋賀大学、京都教育大学、京都工芸繊維大学との合併が協議されていたが、凍結状態となっている[2]。
放送大学学園と単位互換協定を結んでおり、放送大学で取得した単位を卒業に要する単位として認定することができる[3]。
大学間の協力としてはこの他に、起業家育成の教育に関し大学間で協力する協定を、早稲田大学・山形大学・東京理科大学との間で2018年1月31日に締結している[4]。
大学の敷地は大津市と草津市にまたがるが、大学本部は大津市域、附属病院は草津市域に置かれている[1]。滋賀県知事の野崎欣一郎は、はじめ矢橋帰帆島の問題に絡んで医大は草津市側に設置すると草津市に連絡し、1973年(昭和48年)6月の県議会でも草津市内に主たる施設が配置されるのが最も望ましいと述べた[5]。しかし、9月の県議会で施設の配置は確定的ではないと述べ、草津市はこれに抗議し、大津市と争う形になったが、文部省の意向もあり現在の形で建設されることが決まった[5]。
「さざ波の滋賀」のさざ波と「一隅を照らす」光の波動とを組み合わせたものである。
『滋賀医科大学学歌』(作詞・友吉唯夫、作曲・玉井明)
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