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溝口 直亮(みぞぐち なおよし、1878年(明治11年)4月11日[1][2][3] - 1951年(昭和26年)12月14日[1][2][3])は、日本の陸軍軍人、政治家。最終階級は陸軍少将。陸軍政務次官、貴族院議員、伯爵。
旧新発田藩主・溝口直正の長男として生れる[1]。学習院を経て、1898年11月、陸軍士官学校(10期)を卒業し[1][4]、翌年6月、砲兵少尉に任官[4]し野砲兵第11連隊付となる[1]。1902年12月、陸軍砲工学校高等科を卒業[1]。日露戦争では野砲兵第11連隊副官として出征し、遼東守備軍副官、旅順要塞副官を歴任[1]。1908年11月、陸軍大学校(20期)を優等で卒業した[1][3][5]。
陸軍省軍務局課員、ドイツ・オーストリア駐在、野砲兵第1連隊付、軍務局課員、野砲兵第20連隊付、軍務局課員、軍務局砲兵課長などを歴任[1][5]。1919年7月、父の死去に伴い伯爵を襲爵[1][2]。東久邇宮稔彦王付武官、欧州出張、野砲兵第3連隊長などを経て、1923年8月、陸軍少将に進級し待命となり、翌月、予備役に編入された[1][3][5]。
以後、陸軍参与官、陸軍政務次官、航空機製造事業委員会委員、大東亜省行政委員、翼賛政治会常任総務などを歴任した[1][6]。1924年(大正13年)11月29日、補欠選挙で貴族院伯爵議員に互選され[7][8]、貴族院議員に4期在任し1946年(昭和21年)5月9日に辞職した[6][9]。
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