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日本の声楽家 ウィキペディアから
浦野 りせ子(うらの りせこ、1924年(大正13年)2月20日[1] - )は、日本の声楽家(メゾソプラノ)、オペラ歌手、音楽教育者。元武蔵野音楽大学教授[2]。
長野県上高井郡須坂町(現: 須坂市)出身。長野県須坂高等女学校(現: 長野県須坂東高等学校)卒業。しばらく音楽講師として教壇に立ったが、27歳の時、恩師の勧めで東京藝術大学声楽科に入学した[2]。1956年(昭和31年)卒業。岡部多喜子に師事[3]。平井康三郎、信時潔、松本民之助にも指導を受けた[2]。1961年(昭和36年) - 1965年(昭和40年)ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院に留学。ジョルジョ・ファヴァレット、イルデブランド・ピツェッティ、ジャン・フランチェスコ・マリピエロ[2]、ダンジェロ、A・レオーネ、V・マリーニ[3]に師事。イタリアで数十本のオペラに出演したのち帰国。
日本では1974年(昭和49年)2月 藤原歌劇団公演 ジャン・カルロ・メノッティ『領事(英語版)』母親[4]を務めたのを皮切りに、1999年(平成11年)2月 新国立劇場 水野修孝『天守物語』舌長姥[5]に至るまで、昭和音楽大学オペラ情報センターの記録による[6]だけで42本のプロダクションに出演している。『天守物語』に出演した際は75歳直前である。
2004年(平成16年)10月2日及び3日、須坂市制施行50周年事業のすざかオペラ ブリテン『オペラを作りましょう 小さな煙突掃除屋さん』の芸術監督を務める[7]。
2007年(平成19年)活動の拠点を故郷の須坂市に移す。故郷の文化発展を願い、過去2度のすざかオペラ公演を成功に導いた[2]。
2008年(平成20年)12月5日、須坂市文化会館メセナホールでリサイタルを開催。信時潔『沙羅』などを歌う。ピアノ花岡千春[8]。
2009年(平成21年)12月4日、85歳で現役最後となるリサイタルを、須坂市文化会館メセナホール大ホールで開催。ピアノ花岡千春[2]。
教育者として優れ、以下の優秀な門下生を輩出している。
佐藤美枝子[11][12]、郡愛子[13]、当重茜[1][14]、小川実佐枝[15]、鳥養和歌子[16]、大島久美子[17][18]、今井俊輔[19]、桝本安紀子[20]、金原礼子[21][22]、高橋華子[23]、塚田美樹[24]、古関尚子[25]、大脇薫[26]、村井康子[27]など。
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