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韓国の小説家 ウィキペディアから
洪 盛原(Hong Sung Won、ホン・ソンウォン、1937年12月26日 - 2008年5月1日)は韓国の小説家。慶尚南道陜川郡出身。本貫は南陽洪氏(唐洪系)[2]。号は「素夏」[1][3]。脚本家のホン・ジナ、ホン・ジャラムの姉妹は娘[4]。
1937年12月26日、慶尚南道陜川郡に生まれる。1964年、『韓国日報』新春文芸に『빙점지대(氷点時代)』が当選、同年8月『世代』創刊1周年記念文芸公募に『기관차와 송아지(機関車と子牛) 』が、同年12月『東亜日報』長編小説公募に『디데이의 병촌(The Dayの兵村)』当選され、文壇デビューした。
洪の小説のテーマは、初期の軍隊と戦争問題から都市的生活の苦痛と挫折、組織と暴力も問題、最近の歴史問題まで非常に膨大である。そして小説の文体は、修飾語を排除し、対話と行為に対する描写が圧倒的であり、主に現在形を使っている。
洪の作品世界は大きく3段階に分けられる。最初はデビューから『남과북(南と北)』までの作品で、軍隊を舞台に起こる現実に対する探求が多い。心理描写は少なく、行動中心の描写を最大化する実験的な意図が表れている作品で、『빙점시대(氷点時代)』、『기관차와 송아지(機関車と子牛)』、『디데이의 병촌(The Dayの兵村)』などがある。 次は、都市的生活の苦痛と挫折、組織と暴力の問題がテーマである中・短編小説である。現代組織社会のメカニズムに陥った人間に対するアレゴリー的作品である。最後の段階は歴史小説で、400年前の壬辰倭乱をテーマにした『달과 칼(月と刀)』、朝鮮末から1919年の3・1運動時期までを書いた『먼동(遠い東)』などがある。2008年5月1日死去。
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